RSSリーダーのような地味な分野にしては珍しいことに、Google後をめぐる争いが激化している。 AOLは米国時間6月24日に独自の「AOL Reader」をリリースする計画で、当初は高速でシンプルなサービスに注力する意向だと、AOLでこの件に詳しい人物は述べている。 AOL Readerは「Google Reader」の終了を1週間後に控えての参入となる。Googleは3月、Google Readerを7月1日に終了する予定だと発表した。 最初はシンプルに徹するという戦略は競合企業も同じだ。Google Readerが終了する前に速やかにリリースするため、各社とも限定的な目標を設定せざるを得ない状況となっている。 AOL Readerベータ版のランディングページでは、このサービスについて、「あなたのお気に入りのウェブサイトをすべて1カ所に」集約するものと説明している。