アーケードゲーム基板(アーケードゲームきばん)とは、アーケードゲームに使用するプリント基板、またはそれに各種電子部品を搭載した状態の、入出力装置を除いたアーケードゲームシステム一式のこと。ゲーム用語で単に「基板」と言った場合、多くはこのアーケードゲーム基板のことを指す。「基盤」とするのは誤字。 新しいゲームを作る度に基板を設計していてはコストがかかるので、多くの場合は主な回路を共通部分として使用し、ゲームによってプログラムROMを差し替えるなどして効率化を図る。このとき、共通して使用するベースとなる基板をシステム基板、またはマザーボードと呼ぶ。家庭用ゲーム機で言えば、システム基板がゲーム機本体、ゲーム部分がカートリッジやCD-ROMにあたる。 通常の基板が12万円から30万円程度なのに対して、ソフトのみの場合はおおよそ半額が相場であるため、基板部分が安価な場合は専用基板として販売したほうが