長崎ではデフォルト どうだろう、この景観。 周囲を山と海に囲まれた長崎市中心部は、平地が極端に少ないため、必然的に人々は山の斜面に家を建てることになった。そして、こうなった。 長崎では「標準」の景色である。 縦方向への重なり感 東京など、人口密度が高い首都圏ではもちろん、家が密集して建っているが、長崎の場合はそれが縦に密集しているのがポイント。XYZ軸で言えばZ軸。縦だからこそ生まれる視覚的凝縮感は、いくつもの音階が複雑に積み重なって出来たベートーヴェンの交響曲第5番を彷彿させる立体感および圧縮感がある。 うん。 自分でも何を言ってるのかよくわからないが、要は 「みっちりとしてて、なんだかすごい!」 ということだ。 そして今回はそれ以外に特に言うことがない。 以降、写真だけ見て文章はサラッと流す程度でも充分です。