インフルエンザの患者が全国各地で増えていて、厚生労働省はインフルエンザが全国的な流行期に入ったと8日発表しました。 厚生労働省によりますと、11月3日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、前の週より829人多い5127人でした。 1医療機関あたりの患者数は1.04人で、流行開始の目安とされる「1」を超え、厚生労働省は全国的な流行期に入ったと発表しました。 流行期に入る時期は、いまの方法で統計を取り始めて以降、1年を通して流行した去年を除くと2009年に次いで2番目に早くなりました。 都道府県ごとに見ますと、 ▽沖縄県で10.64人、 ▽静岡県で2.09人、 ▽千葉県で2人、 ▽大分県で1.66人、 ▽福井県で1.62人、 などとなっていて、32の都道府県で前の週より患者が増えています。 厚生労働省は手洗いや適切なマスクの着用など基本的な感染対