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PrintClassHistogramオプションで、迷宮入りを防げ!! 残された道はただ1つ。いまもメモリリークが発生している本番環境で、何としても発生状況の情報を取得することだ。プロファイラを用いることが確実だが、性能劣化が確実に予想されるため、本番環境に導入することは考えられない。 どうすれば、と考えあぐねていたところ、一緒に解析に当たっていた同僚より「PrintClassHistogramオプションが使えるのではないか」との情報を得た。試験環境でサービスへの影響がないことを確認した後、プロジェクトメンバが見守る中、最後の望みを賭けてPrintClassHistogramを本番環境へ適用した。 ■PrintClassHistogramオプションとは? このオプションを知らない方のために、PrintClassHistogramオプションについて説明しよう。PrintClassHistog
「Java News.jp(Javaに関する最新ニュース)」の安藤幸央氏が、CoolなプログラミングのためのノウハウやTIPS、筆者の経験などを「Rundown」(駆け足の要点説明)でお届けします(編集部) 標準JDKに含まれる便利なツール 読者の皆さんは、最近のJDK(Java SE)に、開発やデバッグに便利な新しいツールが含まれていることをご存じでしょうか? 古くからのJava開発者は、古い時代のJDKのツールしか知らず、一方で新しいJava開発者はEclipse/NetBeansなどの統合開発環境に慣れてしまい、細かなコマンドツールを直に使う状況が減ってきているかもしれません。 そこで今回は、最近のJava SE 6含めて比較的新しいと思われるツールを以下の5種類に分けて紹介します。 プロファイリング トラブルシューティング/情報取得 監視 配備/補助 スクリプティング 「こんなツー
GC周りでトラブルシューティングした際の経験や、Web等で調べたことをまとめてみる。 前提 ・JVMは、Sun Javaを想定。(他は使ったことないです。。。) ・Sun Java 1.5-1.6を想定。 目標 マイナーGC、Full GCそれぞれが頻発することなく、かつそれぞれの実行時間を1秒未満に抑えること。 マイナーGCは1秒未満どころではなく、もっと短くなるべき。どれくらいが理想かは?(0.1秒未満ぐらいを目指したい?) 連続した負荷状態(想定されるピークアクセス)でもOutOfMemoryErrorが発生しないこと。 理想的な状態は、上記に加えて、Full GCの発生が低頻度であること。 具体的には、できるだけマイナーGCで短命オブジェクト(1回使ったらもう使わないようなオブジェクト。逆にセッションオブジェクト等は長命オブジェクトとなる)を破棄させて、短命オブジェクトが、Tenu
ピーク時になると応答時間が急激に悪化したので、とりあえずCPUとメモリを倍増しておけば大丈夫かな……と勘に頼って対応し、ドツボにはまった経験、ありませんか? この連載では、インフラエンジニアなら最低限理解しておきたい性能問題の基礎を解説します。(編集部) 古くて新しい「性能問題」 ITシステムの性能問題は昔からのテーマです。その基礎はほとんど変わっていないにも関わらず、多くのITエンジニアが十分には理解できていないのではないかと危惧しています。 現代のITシステムは多数の構成要素から成り立っており、性能問題の解決は相当にやっかいな難問になってきているのが実状です。そのような状況であるからこそ、基礎をしっかりと理解して臨むことが必要であると感じています。 私たちは、この高度化したITシステムの性能問題を解決したいと考え、高負荷テスト、性能データ分析、シミュレーション技法による性能事前評価など
NTTコムウェア株式会社 プロジェクト管理統括部 技術SE部門 DB技術グループ 坂下 徹 Oracleデータベースの性能対策の重要な機能、「Statspack」や「Oracle Enterprise Manager 10g Diagnostics Pack」(※オプションライセンス)の利用ポイントをお伝えします。使わないと"もったいない"機能です!(Diagnostics Packの有無による違いはここ) - INDEX - ■ 1 はじめに ■ 2 性能対策概要 ■ 3 Statspack ・ 3.1 インストール ・ 3.2 メンテナンス ・ 3.3 レポート作成 ・ 3.4 Statspackが不向きなケース ■ 4 Diagnostics Pack ・ 4.1 Automatic Workload Repository (AWR) ・ 4.2 Automatic Database
GCを適切に行わせるためのヒープサイズの設定 JVMにGCを適切に行わせるにはヒープサイズを適切に設定(New領域サイズ、Old領域サイズ、領域サイズのバランスなど)する必要があります。当然、適切なヒープサイズはアプリケーションに依存します。一般にヒープサイズが小さいとGCが頻発してアプリケーションのパフォーマンスが低下します。さらに、ヒープサイズが必要量を下回る場合はOutOfMemoryErrorが発生してアプリケーションが停止してしまいます。一方、ヒープサイズが大きいと、GCの起動回数は減りますが、GC1回当たりの処理時間、すなわちアプリケーション停止状態が長くなり、アプリケーションの応答時間に問題が出る場合もあります。システムの物理メモリのフリー領域が不足するまでヒープサイズを大きくすると、物理メモリからスワップ領域へのページングが起こってしまい、かなりのパフォーマンスが劣化する可
J2EEがミッションクリティカルな分野に適用されるようになり、Javaのパフォーマンスチューニングの重要性はさらに高まっています。パフォーマンスチューニングにはさまざまなパラメータがありますが、中でもJava VMに関連するチューニングの効果は大きいといわれています。本稿は、Java VMに関連するチューニング手法を学ぶための前提知識を提供することを目的にしています(編集部)。 Java VMに関連するチューニングを行い、J2EEアプリケーションのパフォーマンスを上げるためには、Java VMについて詳しく知る必要があります。本稿は2回に渡ってJava VMの基本構造と動作原理を詳細に解説しますが、内容を理解するためにはプログラムがコンピュータ上で動作する基本原理とJava VMの基本用語を知っている必要があります。Java VMの基本用語に関しては、「実行スピードに挑戦するJavaアーキ
本記事は、HP-UX Developer Edgeに掲載された記事を株式会社アットマーク・アイティおよび本記事の筆者が独自の判断のもとに加筆・修正したものです。 今回は、Javaにおけるヒープ・メモリ管理の詳細を説明します。JVMのヒープ・メモリの中で、新しいオブジェクトと古いオブジェクトがどのように配置されるかを理解することで、ヒープ・メモリが有効に利用されているか否かを判断することができます。また、JVMが出力するガベージ・コレクションのログを解析し、オプションの指定によってヒープ・メモリのサイズを適切にチューニングする方法を紹介します。 Java ヒープ・メモリの構造 Javaにおけるガベージ・コレクションのメカニズムを理解するには、まずヒープ・メモリの構造を知っておく必要があります。 図1は、JVM におけるヒープ・メモリの構造を示したものです。この図が示すように、ヒープ・メモリの
Is your JavaScript SLOW JavaScript? Amy Hoy氏およびThomas Fuchs氏がIs your JavaScript SLOW JavaScript?において、JavaScriptアプリケーションのパフォーマンスをチェックするためのチェックリスト [PDF]を公開している。印刷して利用できるように工夫されたチェックリストで、31のチェック項目がある。紹介されているチェック項目は次のとおり。 scriptタグは正しい位置に記述されているか DOM MonsterブックマークレットでDOMを分析しパフォーマンス問題を明かにする キャッシュヘッダを正しい状態にする 結合、インライン、事前キャッシュ ミニファイ、Gzip圧縮 Smush、CSS Script、Favicon フレームワークの確認 ラナウェイタイマの管理 DOMコード効率の最大化 ノードセレ
15 Free Functionality And Load Testing Tools For Web Applications WEBアプリ開発に便利な機能&負荷テストツール集。 プログラム変更後の品質チェックを行える機能テスト・ユニットテスト、負荷に耐えられるか確認するために負荷テストツール、で品質向上に役立てられます。 Selenium等の定番以外にも沢山の機能テストツールや負荷テストツールがあるみたいです。 機能テストツール集 Seleniumのようなブラウザを自動で直接動作させて表示結果を確認するツール うまく運用すれば、機能を変更した際の正常動作確認に神経をすり減らすことがなくなります SeleniumHQ おなじみのテスト自動化ツール テストケース定義で自動でブラウザ上でテストしてくれます Watir Rubyのブラウザ自動化ライブラリだそう。 Windowsだと、IE、F
How does your favorite browser’s Javascript engine speed compare to other popular browsers? The speed of your browser’s Javascript is becoming more and more important because of Web 2.0’s reliance on Ajax and complex Javascript libraries. I have written a benchmark test, which you can run on your machine at home, to compare the newest versions of Internet Explorer, Opera, Safari, and Firefox. How
Webアプリの問題点を「見える化」する7つ道具 現場から学ぶWebアプリ開発のトラブルハック(1) 現場でのトラブル発生時に原因がなかなか掴めず、あたふたした経験はありませんか? そんなときには、このハック!
Javaや.NETを使うと,メモリー管理を意識しなくてもプログラミングできる。例えばJavaの場合は,Java VM(Virtual Machine)が備える「ガベージ・コレクタ」と呼ぶメモリー管理機能が,未使用のオブジェクトを破棄してメモリーを解放するといった処理を自動的に実行する(図1)。 図1●JavaVMによるメモリー管理の仕組み ヒープ領域は,生存期間の短いオブジェクトを格納する「New領域」と生存期間の長いオブジェクトを格納する「Old領域」で構成される。New領域はさらに,最初にオブジェクトを格納する領域「Eden」と,しばらく生存しているオブジェクトを格納する「世代0」「世代1」から成る。Edenに存在するオブジェクトは,生存期間が延びるにつれて,世代0または世代1に移動。世代0と世代1を何度か移動した後,最終的にOld領域に移される [画像のクリックで拡大表示] だが,処
今回の概要 本稿ではWebアプリケーションの開発プロジェクトで実際に直面したメモリに関するトラブル事例の中からjava.lang.OutOfMemoryErrorを題材としたTipsを紹介する。 帰宅直前に、突然電話が鳴り響く 業務を終えて帰宅しようとしたとある夜、突然電話が鳴る。相手は社内のプロジェクトのマネージャである。 「現在、テストを実施しているが、数分経つとOutOfMemoryErrorが発生してアプリケーションが落ちてしまう。再起動を掛けると、また順調に動くが、しばらく利用していると、同じようにOutOfMemoryErrorが発生する。メモリ不足のエラーなので、物理メモリを増やそうかと思っているが、物理メモリ増設の前に、アプリケーションという観点からメモリ不足を引き起こす問題がないか調査してほしい」 取りあえず、原因を探るために現場に急行した。 現場にてトラブルの詳細をヒア
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