「前田有一の超映画批評」で90点という高得点を付けていたので、スパイク・リー監督の「インサイド・マン」を昨日観に行ってきた。本当は今年上半期に前田氏が95点を付けたタイのアクション映画「トムヤムクン!」を観に行きたかったが、さすがに休日は浅草まで行ってられないので家族を連れて近場で。 結論から言うと、90点は伊達じゃなかった。サスペンス映画としては最高の出来。しかも、前田氏も書いているように「知的興奮を存分に味わわせてくれる、大人向け」の上質な娯楽映画だった。「年間何本もない、必見の一本」という賛辞は決して大げさではない。とにかくお勧め。 語りたいことはいろいろあるのだが、結末の種明かしが面白さの大部分を占めるサスペンス物だけにストーリーのネタバレはしたくないので、前田氏の映画評以上のことは書きづらい。とにかく、ラッセル・ジェウィルスの脚本の素晴らしさはこれが処女作とは到底思えないほど。で
![映画評「インサイド・マン」 - R30::マーケティング社会時評](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/058b3253c5aabb407980ab4d0b1d0fb1c327c4d4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fshinta.tea-nifty.com%2Fphotos%2Funcategorized%2Finsideman.jpg)