3ラウンドの戦いの中では何度か攻勢を見せた古木。2ラウンドでは、アームロックをほとんど極めかけていたのだが…… 「“元横浜ベイスターズの4番打者”がDynamite!!参戦」 そんな煽り文句が飛び交った昨年の大晦日。この一戦に注目した人も多かったのではないだろうか。 横浜ベイスターズ→オリックス・バファローズに所属した古木克明。その総合格闘技デビュー戦がいきなりのこの大舞台である。 思い起こせば'09年。オリックスを解雇された古木が、その年の12月8日に突如、新たに立ち上げられた格闘技団体SMASHへの所属、総合格闘家への転身が発表された際は、ある意味、真珠湾攻撃か、ジョン・レノンが暗殺されたぐらいのショックを受けたものである。 「自分には野球しかない。やれる自信もあるし、最後まで野球にこだわっていきます」 ひと月前に行われた合同トライアウトでは、そんなことを言っていたのに……いくら、どこ
![元横浜・古木克明が格闘家デビュー。誰が何と言おうと最高の試合だった!!(村瀬秀信)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0cb9bae277ff9d2172a3e47bc40ba6d69d840db1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F2%2F-%2Fimg_9201bd6acfcb1ca5065319240785da29214846.jpg)