「連合東京新春のつどい」で赤いちゃんちゃんこを着て乾杯した小沢一郎民主幹事長=1月6日午後、東京都荒川区東日暮里(鈴木健児撮影) 民主党の小沢一郎幹事長は6日午前、都内のホテルで支持団体の連合東京が開いた会合であいさつし、「(参院でも)過半数を持っていなければ、本当の政権与党ではない」と述べ、夏の参院選での民主党の単独過半数獲得に向けた協力を求めた。 また、党の「重点要望」を反映した平成22年度予算案について「世の中、人のあら探しをしてケチをつける奴ばっかりいるが、60年にわたって政治も行政も財政もむちゃくちゃにした政権のあとを(民主党が)引き継いでわずか3カ月。魔法使いじゃあるまいし、完璧(かんぺき)なものができるはずはない。精いっぱいの努力の結果の予算だ」と語った。