リクルートでリクナビやケイコとマナブなどの編集長を約10年務めた前川孝雄が、企業や学校での人材育成、個人のキャリア形成を応援 バブル崩壊からの10年あまり。日本企業は、厳しい経営環境のなかで生き残ることに必死でした。新卒採用の抑制、派遣・フリーター化する若者、雇用機会が激減した女性、中高年はリストラ、中堅・管理職世代の仕事量は急増し、変化を求められ続けてきました。 戦後浸透してきた年功制は崩れ、能力主義、成果主義、職務主義へと人事制度も変容。契約、業務委託、派遣と雇用形態も多様化し、即戦力が求められました。 そして現在−大きな時代の転換期。 新卒の求人倍率は16年ぶりの2倍超え、希少な若者を育てようとする機運、 ダイバーシティ文脈から女性にも就業機会が拡大、成果主義で冷めた労使関係を見直す動き、・・・長く続いたバブル崩壊後を乗り越え、企業社会にやっと明るさが戻り始めています。 しかし、企業