君が代嫌い先生、続々敗訴… 広島などに続き神奈川訴訟も先生らの敗訴確定 ・神奈川県立学校の教職員ら130人が県を相手に、学校行事で日の丸に向かって 起立し、君が代を斉唱する義務がないことの確認を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷 (那須弘平裁判長)は22日までに、教職員らの上告を退ける決定をした。「具体的な権利、 義務に関する争いではない」として訴えを却下した二審東京高裁判決が確定した。 一審横浜地裁判決は、訴えそのものは適法としたが、入学式や卒業式で国旗を掲げ、 起立して国歌を斉唱するよう教職員への指導徹底を求めた県教育長の通知に基づく 校長の職務命令は「思想、良心の自由を侵害せず、教職員は従う義務がある」と請求を棄却。 しかし二審東京高裁は、この訴訟は事実上、教育長通知の無効確認を求めるものだとし、 「通知は教職員との間で具体的な権利義務を定めたものではなく訴えは不適法」と判断。 一審判決