ロシア・モスクワ郊外で、中国語の語学学校で授業を行うワン・インユーさん(右、2023年3月17日撮影)。(c)Yuri KADOBNOV / AFP 【3月29日 AFP】ロシアで中国語のオンラインレッスンをして生計を立てているキリル・ブロビンさん(20)は、毎日曜日は早朝から夜中まで働きづめだ。 生徒数はこの1年で3倍に増えた。日曜日は一番忙しく、「休憩をほとんど取らずに16時間レッスンをしている」と話す。 中国語人気は、ロシアがアジアに軸足を移していることを示している。 中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は今月、両国の「制限のない」関係を深める目的で3日間の日程でロシアを訪問し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と会談した。 ロシアはウクライナ侵攻に対する制裁を欧米諸国から課されており、国際社会からの孤立を深めている。経済・技術開発は打撃を受け、中国
中ソ関係正常化へ貢献 ゴルバチョフ氏に批判的評価も―中国 2022年08月31日19時11分 会談を前にトウ小平・中国軍事委主席(右)と握手するゴルバチョフ・ソ連共産党書記長=1989年5月16日、中国・北京(AFP時事) 【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は31日の記者会見で、ゴルバチョフ元ソ連大統領の死去について「かつて中ソ関係正常化を推進するため積極的に貢献した。哀悼を表する」とコメントするにとどめた。中国では、元大統領が共産党体制を崩壊させたとして否定的な評価があることから、多くを語らなかったもようだ。 〔写真特集〕元ソ連大統領 ゴルバチョフ氏 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報英語版(電子版)は31日、専門家の意見を引用し、ゴルバチョフ氏は「世間知らずで未熟」で、西側諸国の制度をむやみに「崇拝」してソ連の独立性を失ったと批判。ロシア人は不安定な政治や経済的圧力に見舞われ
東京財団政策研究所主席研究員・柯 隆 ロシアが旧ソ連の対ドイツ戦勝75周年を記念してモスクワの「赤の広場」で開催した軍事パレードに参加した中国の軍隊=2020年6月24日【EPA時事】 中国の一般の庶民は、ウクライナのことをあまり知らない。逆にロシアは身近な存在である。 中国の公式メディアやインターネットのSNSでは、ウクライナが米国を中心とする先進国の手先となって、ロシアを追い詰めているから、ロシアは反撃しているといわれている。民衆の間では「ロシア、頑張れ」の声が上がっている。 これに対して、知識人の間で事情をよく知っている人は少なくない。言論統制されているため、声を上げることができないが、心の中でウクライナを応援する人は多い。 中には、プーチンのロシアと手を切るべきだと主張する政府系シンクタンクの研究者も現れている。 ◆軍事技術の源泉はロシア ウクライナ危機を見た中国政府は、大きなショ
1968年愛媛県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了。Ph.D(政治学・国際学、ウォーリック大学)。主な業績は、『逆説の地政学』(晃洋書房)。 上久保誠人のクリティカル・アナリティクス 国際関係、国内政治で起きているさまざまな出来事を、通説に捉われず批判的思考を持ち、人間の合理的行動や、その背景の歴史、文化、構造、慣習などさまざまな枠組を使い分析する。 バックナンバー一覧 プーチン大統領は、ウクライナがミサイル攻撃で簡単に降伏すると思っていたのだろう。「ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、国民に支持されていない。ロシア軍がウクライナに入れば、大歓迎で迎えられる。ゼレンスキー大統領を失脚させて、新しい親ロの大統領をウクライナ国民が自ら選ぶ。『力による現状変更』ではない。ロシアに対する経済制裁は国際社会
習氏「正しい歴史」確立指示 ソ連崩壊教訓、長期政権狙う―中国 2021年02月28日07時45分 中国共産党の習近平総書記(国家主席)=2019年12月、マカオ(AFP時事) 【北京時事】中国共産党は創立100年となる7月を控え、習近平総書記(国家主席)が先頭に立ち党の歴史を学習する運動を開始した。習氏は「正しい党史観」の確立を指示。旧ソ連の崩壊を教訓に党批判を排除し、自らの長期政権を確実に実現する意図があるとみられる。 中国と「激しい競争に」 習氏に民主的性質ない―米大統領 中国共産党は20日、習氏ら最高指導部メンバーや全国の党組織幹部らが参加して「党史学習教育動員大会」をテレビ会議で開催した。席上、習氏は党創立100年に合わせて党史を学習する重要性を強調。バイデン政権発足後も米中対立が続く可能性を想定しているもようで、習氏は党の経験を学び「外部環境の変化へ長期的に対応する準備」を行うよ
Maria Repnikova is an Assistant Professor in Global Communication at Georgia State University. The recently announced constitutional amendments in China, ending term limits and paving the way for Chinese leader Xi Jinping‘s indefinite rule, have sparked quite a lot of debate and speculations in Western media. Some commentators went as far as comparing Xi to Russian President Vladimir Putin, claimi
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