ベネズエラとの係争地となっているガイアナ西部エセキボ地域に広がるルプヌニサバンナ(2023年4月12日撮影)。(c) Martín SILVA / AFP 【12月8日 AFP】南米ベネズエラは7日、石油資源が豊富なエセキボ(Essequibo)地域をめぐり関係が緊迫化している隣国ガイアナと米国の合同軍事演習が発表されたのを受け、「挑発行為」だと非難した。 エセキボ地域は、ガイアナが100年以上にわたって実効支配しているが、ベネズエラも領有権を主張している。2015年に米石油大手エクソンモービル(ExxonMobil)が同地域で油田を発見して以来、対立は激化している。 ベネズエラのブラディミル・パドリノ・ロペス(Vladimir Padrino Lopez)国防相はX(旧ツイッター)で、「ガイアナでのエクソンモービルの利益を図る米国によるこの不穏当な挑発は、誤った方向への新たな一歩だ」と批