ltrace で共有ライブラリの関数呼び出しをトレースする ltrace は共有ライブラリの関数呼び出しをトレースする Linux 用のツールです。システムコールをトレースするstrace と同様に、デバッグに大変役立ちます。 ltrace は Debian GNU/Linux の場合は sudo apt-get install ltrace でインストールできます。 ltrace の使い方は簡単です。基本的には ltrace コマンドの引数にトレースしたいコマンドとその引数を並べれば OK です。デフォルトでは ltrace のメッセージは標準エラーに出力されます。これをファイルに出力させるには -o オプションを用います。たとえば、次のように実行します。 % ltrace -o log.txt wget https://www.codeblog.org/ この例では wget が ht