米ヴイエムウェアは2017年8月28日(米国時間)、仮想化環境やクラウドで稼働するアプリ向けの新セキュリティ対策「VMware AppDefense」の提供を開始した。従来のセキュリティ対策のモデルを転換。「攻撃者の不正操作を見張るのではなく、アプリが“本来の稼働状態(Intended State)”にあるかどうかを監視することで、対策の効率化を図った」(VMware セキュリティ製品担当シニア バイスプレジデントのトム・コーン氏)。 AppDefenseは、アプリの本来の稼働状態を把握(CAPTURE)した上で、監視(DETECT)を実行。CAPTUREで把握した状況と、実際の稼働状況に乖離(かいり)が発生した場合、アラートを出したり攻撃をブロックしたりといった対策を自動で行う(RESPOND)。「セキュリティ対策を後付けするのではなく、セキュリティインフラとしてあらかじめ組み込んでおく