Arbor Networksは11月21日(米国時間)、「Mirai: Not Just For IoT Anymore」において、IoTデバイスではなくLinuxサーバを標的としたMiraiの亜種と見られるマルウェアが拡散していることが発見されたと伝えた。 LinuxサーバはIoTデバイスよりもコンピュータリソースが強力でより太いネットワーク帯域が利用できる状況にあることが多く、IoTデバイスを対象としていたMiraiよりも少ない台数への感染で大規模なDDoS攻撃を実施できる可能性がある。 MiraiはLinuxを搭載したIoTデバイスを主な標的としたマルウェアで、大規模なボットネットを構築していた。このボットネットを用いたDDoS攻撃は世界中のインターネットに影響を与え、一部の地域のインターネットが一時的に利用できないといった状況を引き起こしたこともある。 少ない数のIPから感染のため