ランサムウェア対策を自動化する「Microsoft Defender for Business」はセキュリティ対策に手が回らない中小企業の希望の星となるか:Windowsフロントライン(2/3 ページ) “ゼロトラスト”とMicrosoft Defender for Business 近年のセキュリティ対策に「ゼロトラスト」という考え方があるが、その意味するところは「何も信用するな」だ。 従来の企業のセキュリティ対策といえば、ファイアウォールを設置して「内と外」の境界を分けることで「安全なアクセスとそうでないアクセス」を区別する点にあった。だが近年、侵入検知の考え方からいえば「内側からのアクセスを信用する」というのはセキュリティ上無意味で、「全てを疑ってかかれ」というのが正しい。 外部からのアクセスはVPNでガチガチで固めるという対策を行っている企業も多いと思うが、クラウドサービスを利用す