ルート認証局はGlobalSign R2とR4を取得した。これまでは、ルート証明書を製品に組み込んで、そうした製品に関連したバージョンが広範に導入されるのを待つ時間がかかっていたが、ルート認証局を取得したことで証明書をタイミング良く発行できるようになると見込んでいる。 下位認証局GIAG2の運営は今後も続ける方針で、ルート認証局の取得やTrust Servicesを通じて新しい独立したインフラへの移行を目指す。 今後はGoogle製品に接続する製品を開発する場合、Google Trust Servicesが運営するルート証明書が必要になる。ただしGoogleは独自のルート認証局を運営しながら、サードパーティーが運営するルートの下で下位認証局を運営する場合もあるとしている。 証明書を巡っては、認証局による不正な証明書の発行が発覚して主要ブラウザが対応を迫られたり、米Symantecの認証局が
Google Display NetworkやDoubleClickパブリッシャーに配信される広告の大部分が2015年6月30日までに暗号化されると発表した。 WebのHTTPS化を推進する米Googleは4月17日、同社の広告ネットワーク経由で配信する広告の大部分を暗号化すると発表した。 Googleは、Webサイトのセキュリティを強化する目的で「HTTPS Everywhere」を提唱。Web管理者に対してHTTPSの実装を促し、検索ランキングにも反映させている。 今回はこの対象を広告にも広げ、2015年6月30日までに、Google Display NetworkとAdMobおよびDoubleClickパブリッシャーに配信されるモバイル、ビデオ、デスクトップディスプレイ広告の大部分が暗号化されると発表した。 また、AdWordsやDoubleClickなど同社の広告掲載サービスを利用
HTTPSを使ったセキュアな接続の普及を目指す米Googleが、ユーザーエージェント(UA)の仕様を段階的に変更して、通信が暗号化されないHTTP接続に対して「安全でない」と明示することを提案している。 この提案の狙いは、「HTTPには情報セキュリティ対策が施されていない」という事実を、もっとはっきりユーザーに示すことにあるとGoogleは説明。「Web上のデータ通信はすべてセキュアでなければならない。情報セキュリティが存在しない場合はそのことを明示して、ユーザーが情報を得たうえで対応を決められるようにしなければならない」と主張する。 背景として米国家安全保障局(NSA)などがネットの監視活動を行っていると伝えられた事例を列挙し、「Web上では改ざんや監視などの攻撃が、理論上ではなく実際に横行している」とした。 具体的にはセキュリティ状況を3段階に分類し、有効なHTTPSなどを使っている場
Googleは、暗号化を採用しているサイトの検索順位を上げることを検討しているという。The Wall Street Journal(WSJ)が報じた。 GoogleのDistinguished Engineerで、検索結果からスパムを取り除くウェブスパムプログラムを統括するMatt Cutts氏の発言をもとに、WSJは同氏が最近のカンファレンスでその可能性を「ほのめかした」と報じている。 Googleの広報担当者は、現時点で発表することはないと述べた。 Googleの検索順位のアルゴリズムは、サイトの表示順位を上げ下げする変数が多く、複雑なことで知られる。上記のような変更があった場合、少なくとも短期的には、Googleの検索順位を操作しようとするサイトに有利になる可能性がある。 もっとも、ウェブページへのSSL/TLS暗号化の導入拡大は多くの専門家が推進していることであり、Googleは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く