トレンドマイクロは、2013年8月19日、「MEVADE」と呼ばれる不正プログラムが発端となり、匿名通信システム「Tor」への接続ユーザ数が急増したことについて、ブログ上で報告しました。今回、「TrendLabs(トレンドラボ)」では、「MEVADE」の活動、およびその侵入方法についての調査結果を報告します。 弊社が収集した最初の「MEVADE」の検体(「BKDR_MEVADE.A」として検出)は、「FlashPlayerUpdateService.exe」というファイル名の不正なファイルによってダウンロードされ、ユーザ環境に侵入したケースが確認されています。この不正な「FlashPlayerUpdateService.exe」ファイルは、トレンドマイクロの製品では「TROJ_DLOADE.FBV」として検出されます。正規の ”Adobe Flash Player” の更新プログラムと同じ