米国時間1月19日にイスラエルのセキュリティ企業Perception PointらがLinuxカーネルのゼロデイ脆弱性(CVE-2016-0728)を報告したことを受け、Googleが「Android」のパッチを準備したことを明らかにした。 GoogleでAndroid Securityを担当するAdrian Ludwig氏は21日、Androidのパッチをオープンソースで公開し、パートナー各社にも提供したことを明らかにした。Androidセキュリティパッチレベルが2016年3月1日以降の全端末が対象だという。 同氏は投稿で、「Nexus」端末は、サードパーティーアプリによってこの脆弱性が悪用されることはないはずだと述べている。また、「Android 5.0」以降も「Android SELinux」のポリシーによりサードパーティーアプリが問題のコードにアクセスできないため問題の影響を受けな