ゲームアプリなどによる“使い過ぎ”問題の影響から、App Storeはアプリごとに「アプリ内課金」の有無を明記するようになった。そこで今回は、改めてアプリ内課金がどの分野のアプリで多用されているのか、それが売り上げの向上につながっているのかを確認してみよう。 “使い過ぎ”の問題からアプリ内課金の明記が進んだ アプリ内課金は現在、ゲームアプリを中心に、アプリマーケットで主流のビジネススタイルとなっている。だがダウンロード時にお金がかかる「ダウンロード課金型」のアプリと異なり、アプリ内課金を実施するアプリはダウンロード時は無料であることが多い。このため、マーケット上に課金の有無が明確に表記されていなかった。 ところが最近、フリーミアムタイプのゲームをプレイし、アイテムを購入するのに、未成年を中心としてお金を使いすぎてしまうという事象が、国内外問わず大きな問題となっている。 実際、米アップルは2