最近新聞報道などで,「偽装請負」という言葉がよく取り上げられるようになってきました。 経団連会長が偽装請負について解消策の検討を指示する,厚生労働省も平成18年9月4日付けで「偽装請負に対する当面の取組について」という文書を発表する(注1)など,偽装請負の問題は拡がりを見せつつあります。新聞報道などでは,製造委託などメーカーが取り上げられることが多いのですが,もちろんシステム開発なども請負契約で行われることが多く,IT業界も偽装請負の問題と無関係ではありません。というより「偽装請負」であることを十分認識せずに,「当たり前のこと」として行われているのが実態ではないでしょうか。 そもそも「偽装請負」とは,どのようなことを指しているのでしょうか。偽装請負も普通の請負も,契約上は請負契約という形を採っています。なお,契約書の名称としては「システム開発契約書」という名前かもしれませんが,ソフトウエア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く