NTTドコモなど携帯電話大手各社などは7日、携帯事業者が運営するメールアドレス(キャリアメール)を使った迷惑メールを防止するため、来月1日から携帯事業者間で迷惑メールアドレスなどの送信者情報の提供を受け付けた上で共有すると発表した。迷惑メールのブラックリストを各社で共有し、迷惑メールを減らすことで、LINEなどの対話アプリに押されているキャリアメールの利便性向上を図る。 迷惑メールを受け取った人が、迷惑メールの件名や本文、送信者のメールアドレスなどを各携帯会社の迷惑メール専用のメールアドレスに転送すると、各社が情報共有して利用停止などの措置を講じる。 これまでは、ドコモの利用者あてにソフトバンクのキャリアメールの迷惑メールが来た場合は、ドコモは送信者の利用停止などはできなかったが、情報共有することで別の携帯会社でも対策がとれるという。