印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 近年、海外を中心に巧妙なメールのやり取りを通じて企業が多額の金銭をだまし取られる「ビジネスメール詐欺」(BEC)の被害が深刻化している。国内でも情報処理推進機構(IPA)が注意を呼び掛けるなど、危険性が高まっているようだ。BECの手口や対策について、トレンドマイクロ 上級セキュリティエバンジェリストの染谷征良氏に聞いた。 ランサムウェアよりもうかるBEC BECの名前は、英語の「Business Email Compromise」の頭文字を取ったもので、直訳では「ビジネスメール侵害」となる。文字通り、犯罪者がビジネスに関わるメールを悪用する手口という意味だが、染谷氏は「最終的には金銭をだまし取られるので、『詐欺』との表現が実態に即してい
![日本で注意され始めた「ビジネスメール詐欺」--傾向と対策は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e2f654129b3412ba97020970741b24ca5c05d64/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.zdnet.com%2Fstorage%2F2017%2F04%2F07%2Ff109a245deb59b40149df29442e9d6e7%2Fhackeristock_640x480.jpg)