セキュリティ企業「トレンドマイクロ(Trend Micro)」が、ミラノ工科大学(Polytechnic University of Milan)と協力し「悪党ロボット(Rogue Robots)」という報告書を発表。産業用ロボットがハッキングされる危険性について警告した。 同報告書の概要のひとつは、2019年までに全世界で260万台の産業用ロボットが設置・運用されると予想されるなか、多くの機体がウイルス感染やハッキングに見舞われる恐れがあるというもの。産業用ロボットがハッキングされる事態が広がれば、ロボットを導入した産業全体の生産性低下に繋がる恐れがある。また、人間と協業するタイプのパートナーロボット(コ・ロボット)徐々に増加するなかで、職場の安全が脅かされる可能性があるとした。 トレンドマイクロの報告書はまた、ハッキングによって産業用ロボットに認知することができない変化が発生した場合、