MIDIという規格が生まれたのは1983年。それから40年以上、Windowsの根幹部分はほとんど変わっていなかった。その「積年の問題」が、いま静かに解決されようとしている。 40年越しの宿題1983年のNAMMショーで産声を上げた MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器同士をつなぐ共通言語として音楽制作の世界を変えた。シンセサイザー、キーボード、ドラムマシン。あらゆる機材がこの規格で会話し、今日のポップスもエレクトロニカも、その多くはMIDIの上に成り立っている。 問題は、Windowsの実装がずっと時代遅れだったことだ。 最大の痛点は「1デバイス1アプリ制限」だった。MIDIコントローラーをDAW(音楽制作ソフト)で使いながら、同時に別のアプリで音色を管理したい。そんな当たり前の要求すら、Windowsは長年にわたって叶えられな

