こないだ、義母が回転寿司へ連れて行ってくれた。 そこは回転寿司ではあるが、チェーン展開している店ではなく、すし職人が握ってくれるちょっぴりお高めの回転寿司だったりする。ネタも新鮮でどれを食べても美味しいと思える、そんなお店だ。そのお店で娘が一番好きなものは「穴子の天巻」である。穴子の天巻は穴子のてんぷらが揚げたてのため、衣がサクッとしており、それでいて身は柔らかく、酢飯との相性もばっちりの本当に美味しい一品なのだ。娘はもっと食べたかったようで「もう一回、穴子の天巻食べたい」と私に言ってきた。 天巻はてんぷらが揚げたてのため、回転レーンに乗ってぐるぐる回ってくることはなく、職人さんに声をかけて注文しなくてはいけない。そこで義母が「そろそろ自分で頼めるようにしなくちゃね。声をかけてみなさい」と娘に促した。娘はなんとか声をかけようとするも、恥ずかしさと怖さからなのか勇気が出ず結局、私が職人さんに