上田です。 ある日の公園で、 「ともだち100人できたら全部で101人だろ? 富士山の上で100人でおにぎり食べるから、俺ぼっち!」 という、どこかで聞いたことあるような会話が聞こえてきました。 何十年たっても、小学生はこの話題が好きですね。 まどみちおさんが作詞した「一ねんせいになったら」というこの歌は、今でも、小学校に入る前の子どもたちに大人気なのだそうです。聞いているだけでわくわくするような、本当に素敵な歌です。 でも、いざ小学生になってみると…。 「ともだち100人って、ありえなくない?」 と、当の小学生は言うのです。 子どもだけではありません、「ともだちをたくさん作ろう」とか、「みんな仲良くしよう」という表現は、今の保護者には好まれないのだそうです。子どもに、ともだちを作らなければならないというプレッシャーを与えるからという理由で。 小学校の黒板の上に貼られていた、あの標語、 「