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2017年8月3日のブックマーク (3件)

  • 『アベラシオン バルトルシャイティス著作集 (1)』(国書刊行会) - 著者:ユルギス・バルトルシャイティス 翻訳:種村 季弘, 巌谷 國士 - 高山 宏による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    動物と人間の類似性から人間性格を演繹する表徴解読の秘術、観相学の系譜を跡づける「動物観相学」。岩石のなかにたちあらわれる聖書の光景、都市、人間や動物の図像----収集家を熱狂せしめ… 動物と人間の類似性から人間性格を演繹する表徴解読の 秘術、観相学の系譜を跡づける「動物観相学」。岩石のなかにたちあらわれる聖 書の光景、都市、人間や動物の図像----収集家を熱狂せしめた鉱物の奇蹟「絵の ある石」。ゴシックの大聖堂に蒼たる森のヴィジョンをみ、自然回帰の神話 を読みとく「ゴシック建築のロマン」。庭園内に突如出現する奇怪なモニュメン ト、シナ・イスラムの寺院、怪物や神話的主題を配した幻想魔景。諸神混淆の風 景庭園の諸相を追う「庭園とイリュージョン風景」。形態の伝説をめぐる4つの エッセイを収録、近代合理主義から逸脱した偏奇なイメージの系譜を、博引傍証 と夥しい図版によって掘りおこした驚異の書。

    『アベラシオン バルトルシャイティス著作集 (1)』(国書刊行会) - 著者:ユルギス・バルトルシャイティス 翻訳:種村 季弘, 巌谷 國士 - 高山 宏による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    florentine
    florentine 2017/08/03
    初出メディアがマリ・クレール。あの当時はホント凄かったのを思い出す。あと辻佐保子先生のところで、変な笑いが起きたよ。そうか、そうだよねえ。
  • アルクビエレ・ドライブ - Wikipedia

    アルクビエレ・ドライブ(Alcubierre drive)は、メキシコ人の物理学者ミゲル・アルクビエレ(英語版)[1]が提案した、アインシュタイン方程式の解を基にした空想的アイディアである。これによれば、もし負の質量といったようなものが存在するなら、ワープないし超光速航法が可能となる。 発表[2]以来、それを基にした論文がたびたび発表され、物理学界の片隅で今なお議論が行われているテーマである。 概要[編集] Alcubierreのワープ原理の直観的イメージ。 アルクビエレのアイデアは、直感的に表現すると船の後方で常に小規模なビッグバンを起こしつつ船の前方で常に小規模なビッグクランチを生じさせ、光より速く船を押し流すような時空の流れを生み出そうというシンプルかつダイナミックなものであった。川にボトルシップを浮かべ、進行させたい方向とは逆である船体後方水面に投石し、流していくようなイメージであ

  • 遅配された伝説の書|『終わりなき対話』全訳刊行記念|澤田 直|webちくま

    20世紀文学史上最大の問題作。原著刊行から半世紀をへてようやくその全貌を日語で読めるようになった。その魅力と奥深さとは──。 モーリス・ブランショの『終わりなき対話』が刊行されたのは一九六九年。ほぼ半世紀の時を経て、この伝説の書の邦訳がいま私たちの元に届けられるのを目の当たりにして、深い感慨に耽るのは私だけではないはずだ。『文学空間』や『来るべき書物』がいち早く刊行されていたにもかかわらず、翻訳大国である日で、この主著がこれまで訳されなかったことは驚きだが、この遅配には幾つかの理由がある。 単線的に進むことのないテクスト群の内容はきわめて明晰でありながら、いざ翻訳を試みれば、その内容の豊穣さに比例するように、多くの困難に遭遇するのは必至だ。文学的センスはもとより、ギリシャから現代哲学までの該博な知識なしには歯が立たないからだ。フランスで研鑽を積み、文学と哲学の両分野に通暁した新しい世代

    遅配された伝説の書|『終わりなき対話』全訳刊行記念|澤田 直|webちくま