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2024年4月14日のブックマーク (7件)

  • 多くの人の生活を支える「大事な仕事」ほど給料が安いという「厳しい現実」(酒井 隆史)

    なぜ効率化や合理化が進む世界で、「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」が増えているのか? ブルシット・ジョブにはどのような種類があるのか? ブルシット・ジョブ現象に対して私たちはどうすればいいのか? 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』著者が、ブルシット・ジョブとはなんなのか、わかりやすく解説します。 経済停止と「エッセンシャル・ワーカー」 3K労働の定義のなかにあげられた職業には、「建設・土木、ゴミ処理などの肉体労働や、警察官や看護師、介護士」とありました。お気づきのように、これらはいわゆる「エッセンシャル・ワーカー」に属しています。 『ブルシット・ジョブ』には「エッセンシャル・ワーク」という概念はあらわれません。この概念はつい最近までそれほど流布していませんでしたし、この研究のテーマはあくまで「ブルシット・ジョブ」のほうです。 だからここでは、「非BS

    多くの人の生活を支える「大事な仕事」ほど給料が安いという「厳しい現実」(酒井 隆史)
  • 増えるタッチパネルに困ってます 視覚障害者には何も伝わらず 「世の中は便利になるけど」増す生きづらさ:東京新聞 TOKYO Web

    荒川区町屋の職場近くのスーパーでは、支払い方法をタッチパネルで選ばなければいけない。全盲の長島さんは店員に操作してもらっている。カードの暗証番号は知られたくないので、スマートフォンのバーコード決済を使う。混雑時は店員に申し訳ないと、買い物には行かないようにしている。 銀行のATMは、一部の操作がタッチパネルでないとできない。行員に暗証番号を口頭で伝えて入力してもらう必要がある。視覚障害のある仲間も、マイナ保険証の利用時にタッチパネルで暗証番号の入力を求められ困っている。「信用はしているが、個人情報が守られているだろうかという不安は消えない」

    増えるタッチパネルに困ってます 視覚障害者には何も伝わらず 「世の中は便利になるけど」増す生きづらさ:東京新聞 TOKYO Web
    florentine
    florentine 2024/04/14
    “「今後、より無人化が進むのはおそろしい。世の中は便利になるが、われわれにはバリアーが増えてくると知ってほしい。バリアフリーと人手不足の問題の折り合いを付けなければ、世の中が成り立っていかない」と訴え
  • 百年戦争下のパリでひとびとはどう生きたか - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

    いわゆる百年戦争(1337~1453)は、中世ヨーロッパの封建社会が近代社会へと転換するのに大きな影響を及ぼしたと内外学界では評価されているが、同時代のひとびとの目にその推移はいかに映ったのだろうか。書は、15世紀パリを生きた人物の著述を手掛かりに、戦乱のさなかにあったパリの世相やひとびとの日常と非日常を丹念に読み解く。「史料」にいかに向き合い、叙述するかを体現する著者渾身の20年にわたる研究成果。 [ここがポイント] ◎ 日記が書かれた時代の状況や、書き手の立場・関心を踏まえながら、当時のひとびとの生活を描き出す。 ◎ 「一市民」の耳目を通して、15世紀前期のパリの等身大の日常生活空間を味わうことができる書。 15世紀前期パリ周辺関連略図 15世紀前期パリ市内関連略図 15世紀前期北フランス関連略図 凡 例 序 章 『パリ一市民の日記』に向き合う予備作業として 1 書のねらい 2 史

  • 徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈1〉 「お使い」レベルのアラビア語 | JBpress (ジェイビープレス)

    (黒木 亮:作家) ここ数年、「桜を見る会」疑惑のように、権力の座にある政治家が、検証が難しいことには徹底して嘘をつくケースが増えているように感じる。この風潮には憤りを禁じ得ない。そして、世間が忘れかけている疑惑がもう一つある。小池百合子東京都知事のカイロ大学文学部社会学科卒業に関する学歴詐称疑惑だ。 小池氏の「学歴詐称疑惑」は、以前から囁かれており、週刊誌などでも取り上げられたが、決定的な証拠を突き付けるまでには至らなかった。そうした中、「文藝春秋」2018年7月号に掲載された『小池百合子「虚飾の履歴書」』(筆者・石井妙子、以下『虚飾の履歴書』)は、疑惑の核心に肉迫するレポートだった。 「カイロ大卒」の真偽を現地エジプトで徹底取材 『虚飾の履歴書』では、カイロで小池氏と同居していた日人女性(以下「同居女性」)が、当時の小池氏の暮らしぶり、小池氏が1976年5月の進級試験に合格できず、そ

    徹底研究!小池百合子「カイロ大卒」の真偽〈1〉 「お使い」レベルのアラビア語 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 奈良国立博物館「空海」

  • 第62話 ヴジョー伯爵、太陽神殿神官見習いエミールと作男ジャンの話しを聞く - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム

    私は、自分とアンリの姿を目にしてから、呆然と立ち尽くすジャンを見た。ジャンは倒れ伏して動かないトマの身体の前で膝をついたエミールと我々を交互に見て、何がおきたか解き明かそうとして濃い眉をしかめた。彼が手紙に目を落としたそのとき、アンリが顔をあげ、ジャンを一喝した。 「ジャン、死んだ男には用はない。縫合はできるな?」 「ああ……」 「ならば来い」 アンリに横抱きにされた肉体は部屋の向こうに消えたが、私はそこに立っていた。少なくとも、私の見ていたのはアンリでもジャンでもなく、エミールと、トマだった。 エミールはトマのうつ伏せに倒れた身体に取りすがり、真っ赤な顔でくりかえし嫌だと叫び、自分が引き裂かれでもしたかのように頭をふっていた。 私は物心ついて以来こんなふうに我を忘れて泣いたことがなく、哀れと思うより先に驚嘆した。 思い返してみても、おのれの感情の昂ぶりのまま涙を流すなどしたことがない。

    第62話 ヴジョー伯爵、太陽神殿神官見習いエミールと作男ジャンの話しを聞く - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム
    florentine
    florentine 2024/04/14
    “エリス姫が身罷られたとして、私はこのように声をあげて泣くだろうか。あの方の命のかわりに己をさしだすことは幾らでもできる。だが、私はヴジョー伯爵としての務めを、あの方の命と引き換えにできるだろうか?”
  • UTokyo BiblioPlaza

    科学技術がどれだけ進歩して、人類の知の総量がどれだけ増しても、人間同士の争いはなくならないようです。かつての争いの多くは貧しさの中から生じていました。いまは、豊かな者同士も争う世界になっています。いったん争いが大きくなると、それを止める知恵を私たちは持ち合わせていません。これも残念ながら私たちが近年の国際紛争から学んだ教訓です。たとえ人間社会から争いを根絶することはできないとしても、その暴力的なエスカレートを予防する工夫はないものでしょうか。 書は、「自立」や「競争」を強調する近代化の過程ですっかり弱体化した「中間集団」を育むことが争いの予防に役立つという仮説を提示します。中間集団は、国家の「出先」になることもありますが、逆に、人々の連帯の結節点として権力に抵抗したり、異議申し立てをしたりする母体にもなります。争いがエスカレートしてしまうのは、このような中間集団が機能せず、権力を支える人

    UTokyo BiblioPlaza
    florentine
    florentine 2024/04/14
    “「自立」や「競争」を強調する近代化の過程ですっかり弱体化した「中間集団」を育むことが争いの予防に役立つという仮説を提示します。中間集団は、国家の「出先」になることもありますが、逆に、人々の連帯の結節