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  • 谷崎潤一郎の「感覚的な悪の行為」について:「恐怖時代」

    TOP) (戻る) 谷崎潤一郎の「感覚的な悪の行為」について 平成26年8月歌舞伎座:「恐怖時代」 三代目中村扇雀(お銀の方)、二代目中村七之助(伊織之助)、六代目中村勘九郎(珍斎)他 1)行為としての悪 ドナルド・キーン先生がこんなことを書いていました。近代日文学における最高の大家を定めることは難しいが、森鴎外の名を挙げれば賛成する人はかなりいるだろう、夏目漱石を挙げてもまず誰も反対しないだろう、しかし、谷崎潤一郎が一番優れていると答えたら軽佻に聞こえる恐れがあると云うのです。だが正直に言えば自分は谷崎文学の方により魅力を感じると、キーン先生は書いていました。(ドナルド・キーン:「日文学を読む」~雑誌「波」1973年9月号)なるほど谷崎潤一郎は変態作家と呼ばれることもあるくらいですから、「細雪」はこれは例外としても、他の作品に興味があると言うと「変な趣味がありそう」なんて思われそう

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