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ブックマーク / artexhibition.jp (14)

  • 【レビュー】「格式の美 ―丸紅コレクションの能装束―」丸紅ギャラリーで10月26日まで 染織の美と技術の極み「能装束」を味わう

    能は、室町時代に観阿弥・世阿弥親子によって芸術性が高められ、江戸時代に幕府の儀式で用いられる芸能(式楽)となり、 各大名屋敷には能舞台が設けられ能がさかんに催されました。能装束も格式を求められ、紋織物や刺繡、摺箔など豪華で美しいものが用いられました。 丸紅のコレクションには、染織品が435件あり、そのうち能装束は66件とコレクションの15%を占めます。丸紅の前身である丸紅商店の京都支店では自社染織品の創作の参考にする目的で、大名家伝来品を含む能装束を蒐集しました。 男役の装束・女役の装束 展示風景 能装束は、役柄を表現する意味があり、様々な決まりごとがあります。例えば、男性の役柄に使用されるもの、女性の役柄のものがあります。男役の装束には狩衣かりぎぬ、法被はっぴ、側次そばつぎ、厚板あついたなどがあり、女役の装束には、長絹、舞衣、唐織、縫箔、摺箔などがあります。 《鼠薄茶段蒲公英模様厚板》明

    【レビュー】「格式の美 ―丸紅コレクションの能装束―」丸紅ギャラリーで10月26日まで 染織の美と技術の極み「能装束」を味わう
  • 【開幕】特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」静嘉堂@丸の内で11月4日まで

    静嘉堂@丸の内(東京)で特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」が9月10日(火)から11月4日(月・振休)まで開催されています。 約1400件に及ぶ静嘉堂の茶道具コレクションは、三菱第2代社長・岩﨑彌之助やのすけ(1851~1908年)とその嗣子で第4代社長の岩﨑小彌太こやた(1879~1945年)の父子二代によって収集されました。展では、充実した茶道具コレクションのうち、79点を展示(展示替え有)。展示冒頭から重要文化財《油滴天目》をはじめとする名椀が並び、鑑賞者を「眼福」な世界へと引き込みます。 名品をさらに魅せる「取り合わせ」 展の魅力は、茶碗や茶入など茶道具の名品の数々を「取り合わせ」とともに楽しめるところです。 重要文化財「油滴天目」南宋時代(12~13世紀)、(付属)「堆朱花卉文台」明時代(15世紀初期)静嘉堂蔵 大ぶりな銀斑が美しい重要文化財「油滴天目」は、単体でも

    【開幕】特別展「眼福―大名家旧蔵、静嘉堂茶道具の粋」静嘉堂@丸の内で11月4日まで
  • 特別展 茶の湯以前 ─中世鎌倉の「茶」─

    文化を代表する「茶の湯」。その成立以前には、どのような「茶」をめぐる世界がひろがっていたのだろうか。神奈川県立金沢文庫が管理する国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」は、中世東国の茶に関わる歴史文化を伝える貴重な史料群である。鎌倉時代を生きた人びとが贈答し、愛飲した茶、鎌倉仏教、とくに密教儀礼の場で用いられた茶など、中世には多種多様な茶の用途や機能があった。 展では、「茶の湯」成立以前の、日中世の茶の歴史文化の諸相をゆかりの文化財を通じて紹介する。

    特別展 茶の湯以前 ─中世鎌倉の「茶」─
  • 【プレビュー】「出光佐三、美の交感―波山・放菴・ルオー」出光美術館で6月1日から

    出光美術館は、所在するビルの建替計画に伴い、令和6年(2024年)12月の展覧会を最期に帝劇ビルでの活動をいったん終え、休館に入ります。同館では、年度「出光美術館の軌跡 ここから、さきへ」と銘打って、休館前に4つの展覧会を開催し、コレクションを一挙紹介します。その第2弾となる展では、美術館の創設者・出光佐三いでみつさぞう(1885~1981年)と同時代を生きた作家たちの活動にスポット・ライトを当てます。 展覧会の軸となるのは、佐三が生前親しく交流した2人の作家、板谷波山いたやはざん(1872~1963年)と小杉放菴こすぎほうあん(1881~1964年)です。彼らの作品を中心に、やはり佐三がその作品の蒐集に意を注いだ2人の画家、ジョルジュ・ルオー(1871~1958年)とサム・フランシス(1923~94年)の絵画も公開されます。 「彩磁アマリリス文花瓶」板谷波山 日 大正時代中期 出光

    【プレビュー】「出光佐三、美の交感―波山・放菴・ルオー」出光美術館で6月1日から
  • 曜変天目ぬいぐるみ制作秘話「グッズは美術館にとって最重要」静嘉堂文庫美術館の安村敏信館長インタビュー

    美術展ナビでは、美術館や展覧会を取材する際に、ミュージアムグッズを実際に購入して、「開封」して紹介しています。この数年のミュージアムグッズの一大潮流は、間違いなく「ぬいぐるみ」化。このブームを決定的にしたのが、静嘉堂文庫美術館が所蔵する国宝の茶碗をぬいぐるみ化した「ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ」(5,800円)です。 最近も「曜変天目ボタンダウンシャツ」が発売されSNSでも大きな話題となった同館の安村敏信館長に「曜変天目」をグッズ化する意味や、ぬいぐるみ化の制作秘話を聞きました。(聞き手・読売新聞デジタルコンテンツ部 岡公樹) 静嘉堂文庫美術館長の安村敏信さん(撮影 青山謙太郎) 「国宝」と触れる日常を 「ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ」は、2022年10月に静嘉堂文庫美術館が、ギャラリー機能を東京の世田谷から、東京駅に近い丸の内へ、「静嘉堂@丸の内」として移転オープンする際に作りました。

    曜変天目ぬいぐるみ制作秘話「グッズは美術館にとって最重要」静嘉堂文庫美術館の安村敏信館長インタビュー
    florentine
    florentine 2024/04/09
    “昭和の時代には、一軒家を建てるときに「応接間」という部屋があって、そこには大きな本棚があり、分厚い「世界の名画」「文学全集」などを並べることが流行りました”これなくなったの大きいよな
  • 【グッズ開封】明治神宮で正倉院展グッズを購入!「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」(明治神宮ミュージアム)

    「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」展が明治神宮ミュージアム(東京都渋谷区)で2月25日まで開催されています。ミュージアム内に設置されたショップでは、奈良国立博物館の正倉院展の野外特設売店「天平」で販売されていた正倉院展グッズも並んでいるので、東京や関東のみなさんは要チェックです。一部は、美術展ナビオンラインストアの「天平」でも販売されています。 A4ファイル 螺鈿紫檀五絃琵琶 440円 正倉院宝物を代表する螺鈿紫檀五絃琵琶。こちらの復元品は展でメインの展示となっています。 ピンバッジ 螺鈿紫檀五絃琵琶 770円 8面蛇腹ポストカード 1210円 螺鈿紫檀五絃琵琶を含む8つの美しい正倉院宝物をまとめて楽しむことができるポストカードセットです。 アクスタ「楓蘇芳染螺鈿槽琵琶」 1320円 こちらは、2023年の第75回正倉院展(奈良博)でメインビジュアルにも採用された琵

    【グッズ開封】明治神宮で正倉院展グッズを購入!「正倉院宝物を受け継ぐ―明治天皇に始まる宝物模造の歴史」(明治神宮ミュージアム)
  • 【開幕】「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」永青文庫で、7月17日(月・祝)まで

    永青文庫でも人気の高い茶道具展が5月20日から、7年ぶりに開かれます。開幕前日に行われたプレス内覧会に伺いました。 まずは、わび茶の大成者・千利休(1522-1591)と、利休の高弟で「利休七哲」の一人に数えられた細川家2代忠興ただおき(三斎さんさい、1563‐1645)にまつわる貴重な品が展示されます。 重要美術品「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」 中国 南宋~元時代(13~14世紀) 「唐物尻膨しりふくら茶入 利休尻りきゅうしりふくら」は利休が所持していたと伝えられる茶入れです。かねてから三斎が「利休尻ふくら」を強く望んでいたのを、2代将軍の徳川秀忠が覚えていて、関ヶ原合戦の手柄として授けたとされています。 「竹二重切花入」細川三斎作 桃山~江戸時代(16~17世紀) 竹花入は利休によって広まり、利休に倣った茶人たちが自ら創作しました。三斎の竹花入は永青文庫に4点所蔵されていますが、いずれ

    【開幕】「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」永青文庫で、7月17日(月・祝)まで
  • 美術展ナビ

    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

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    florentine
    florentine 2022/07/21
    うう、見たい
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    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

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    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

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  • 【開幕】「戦国最強の家老―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―」永青文庫で5月8日まで

    最強の家臣といえば、直江兼続?島左近? いいえ、松井康之です! 3月12日から5月8日まで永青文庫(東京・目白台)で開かれる「戦国最強の家老―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―」の内覧会を取材しました。 展示を見ていくと松井の凄さがわかってきます。 信長・秀吉・家康が絶賛!初代・松井康之 「松井康之像」(部分)慶長17年(1612) 松井文庫蔵 なんといっても三英傑の信長、秀吉、家康がこぞって松井康之を絶賛。 こちらは、信長が康之の主君の細川藤孝にあてた書状(重要文化財)。 鳥取攻めで船65隻を撃破した松井の働きをベタ褒めしています。 重要文化財「織田信長黒印状 細川藤孝宛」天正9年(1581) 永青文庫蔵(熊大学附属図書館寄託) 秀吉は康之に石見(島根県)半国の領地を与えて独立した大名として取り立てようとしましたが、康之は細川家への忠義から断ります。感動した秀吉が与えたのがこの「唐物

    【開幕】「戦国最強の家老―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―」永青文庫で5月8日まで
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    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

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    florentine
    florentine 2022/02/16
    ラファティ!!!うあーん、ミロ好きだから嬉しい〜
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    2024年のGWは4月27日(土)~29日(月・昭和の日)の前半3連休と、5月3日(金・憲法記念日)、4日(みどりの日)、5日(こどもの日)、6日(月・振り替え休日)の後半4連休となってます。 4月には「デ・キリコ展」(

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  • 御即位記念特別展「正倉院の世界」

    38年ぶりの大規模な正倉院宝物の東京公開となります。 正倉院宝物全43件、法隆寺献納宝物全16件ほかを展示します。 正倉院宝物 追加出品作品の一部をご紹介 ※ページ下部の会場目録で詳細をご確認ください。 雑集(部分) 聖武天皇筆 奈良時代・天平3年(731) 正倉院宝物 【後期展示11月6日~24日】 紅牙撥鏤撥 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物 【前期展示10月14日~11月4日】 銀薫炉 唐または奈良時代・8世紀 正倉院宝物 【前期展示10月14日~11月4日】 伎楽面 迦楼羅 奈良時代・8世紀 正倉院宝物 【後期展示11月6日~24日】 瑠璃壺 西アジア・11世紀以前 正倉院宝物 【前期展示10月14日~11月4日】

    御即位記念特別展「正倉院の世界」
    florentine
    florentine 2019/05/22
    絶対に行く!!!!!
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