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ブックマーク / kingfish.hatenablog.com (3)

  • 橋本治 性のタブーのない日本 BL源氏物語 - 本と奇妙な煙

    平安の「恋多き女」は「男の不実」を嘆く 女房は「非正規雇用の派遣」 顔がわからないネット恋愛状態 「犯される」というのは「顔を見られる」こと BL『源氏物語』 性のタブーのない日 (集英社新書) 作者: 橋治 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/11/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 平安の「恋多き女」は「男の不実」を嘆く [求愛する男と顔を見せない高貴な女の間をとりもつ女房は]顔こそは見せはしないけれど、人にたやすく「気配」は感じられてしまう存在で、だから男からは軽く見られ、そのことに対して、宮仕えする女房だった清少納言は怒っています (略) 顔を見られることを怖れる女達は(略)基的に物陰にいる。自分の姿が見られないようにして男の姿を見ている。これが進めば、物陰に隠れて、そこを通りかかる男に声を掛けて、「なによ、ちゃんと答えられないの?サイ

    橋本治 性のタブーのない日本 BL源氏物語 - 本と奇妙な煙
  • 剽窃の弁明 - 本と奇妙な煙

    えー、なんといいますか、こうして長々と引用していくわけで、著者の主張に同意するところはある。しかし一方で、「エクリチュール」多用族だのポモ学者がパンピーを見下して「未だに必死こいてオリジナリティーとか口にして遅れてるよねー」なんて言うのを見ると若干釈然としない。パンピーだって創造的剽窃には怒ってないのではないかと、人の努力の結晶の表紙の名前だけ付け替えてトレビアン顔のパク沢ちゃんetcに怒っているのではないかと。だいたい「エクリチュール」族は自分のメシの種に関わることでもそう言えるのかと小一時間。 剽窃の弁明 (エートル叢書) 作者: ジャン=リュックエニグ,Jean‐Luc Hennig,尾河直哉出版社/メーカー: 現代思潮新社発売日: 2002/02/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (4件) を見る極端な個人主義は危険な病である 「剽窃を追求

    剽窃の弁明 - 本と奇妙な煙
  • 高橋源一郎が映画「靖国」を斬る - 本と奇妙な煙

    刀鍛冶の刈谷さんに監督は質問するのだが 不満 「小泉参拝をどう思う」と逆質問。 訊問調書なんか作っちゃダメだ 他人とコミュニケートすること 軍服で靖国に集う人達 文学界六月号『ニッポンの小説』。 高橋源一郎が映画「靖国」を表現として駄目だと斬っている。(「靖国」で辿り着いて、なおかつ高橋源一郎を知らない人の為に説明すると、高橋さんは靖国とか九条改正には反対の立場) 1.古い、と感じた。 2.狭い、と感じた。 3.歴史、というものは、そんなにつまらないものなのか、と感じた。 7.自分に関係ないものを見ないことにしている人の視線を感じた。その結果、世界のほとんどは、自分とは無関係になるのに。 (略) 9.これらすべてをまとめていうと、自由ではない、と思った(感じた)ことになる。これを作った人は、おそらく、漠然と、「自由」のようなもの、を求めて作ったのではないか。ところが、できたものは、その人が

    高橋源一郎が映画「靖国」を斬る - 本と奇妙な煙
    florentine
    florentine 2010/04/10
    「文学界六月号『ニッポンの小説』」2008年/
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