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ブックマーク / toroia.hatenadiary.jp (1)

  • 『聖アントワヌの誘惑』の元ネタ - 神話に生き、幻想に死ぬ

    19世紀フランスの代表的作家ギュスターヴ・フローベールによる『聖アントワヌの誘惑』といえば、砂漠の聖者アントワヌ(アントニウス)が修行中に見る幻想のなかに無数の怪物たちが現れることで有名です(この「業界」では)。日語訳は渡辺一夫によるものが岩波文庫に入っています(1957年改版)。でも、出典が不明なものが多い! 渡辺一夫といえばすさまじい量の注釈があるラブレーの翻訳がよく知られていますが、その渡辺をして「未詳」と言わしめるのだからよっぽどマイナーなのか、それともフローベールによる創作なのか。 しかしながら元ネタを探して見つけた人はちゃんといたのです。 『神々は死なず』(日語訳あり) のジャン・セズネック(Jean Seznec)による論文"Saint Antoine et les Monstres: Essai sur les Sources et la Signification d

    『聖アントワヌの誘惑』の元ネタ - 神話に生き、幻想に死ぬ
    florentine
    florentine 2012/07/04
    の『幻想の図書』をめくったとたん原註でセズネックにお逢いしたので
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