夫の死亡保険金も提供 旧統一教会に1億円献金―山上容疑者の母・伯父証言 2022年07月15日20時18分 安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=の伯父(77)が15日、報道陣の取材に応じた。山上容疑者の母親が死亡した夫の生命保険金などから、宗教団体の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に約1億円を献金していたことを明らかにした。 <安倍晋三元首相、銃撃で死去 関連ニュース> 伯父によると、山上容疑者が4歳だった1984年12月に父親が自殺。母親は91年、夫の自殺などを受け、旧統一教会に入会した。入会と同時に2000万円、直後に3000万円、約3年後に1000万円を献金した。いずれも原資は死亡した夫の生命保険金だった。 さらに母親は亡くなった自身の父親から相続した不動産の売却益計4000万円を献金し、総額は約1億円に上った。200