オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンで乳児にホットコーヒーを浴びせかけた中国人の男の情報が明らかになってきた。台湾メディアのNewtalkが8日付で報じた。 中国人留学生の男は今年8月27日、ブリスベンの公園で母親と一緒にピクニックをしていた生後9カ月の男の子・ルカ(Luka)くんに突然、高温のホットコーヒーを浴びせかけ、その場から逃走した。男は犯行後、車でニューサウスウェールズ州に移動し、8月31日にシドニーから出国した。 ルカくんは顔や体に重度のやけどを負った。これまでに7回の手術を受け、すでに危険な状態は脱したというが、傷跡は一生残ると見られている。両親はクラウドファンディングで治療費を募り、3000万円ほどが集まったそうだ。クイーンズランド州警察は男を国際指名手配する方針を示しており、アンドリュー・マシンガム刑事は「この男を見つけ出し、断固として責任を負わせる」と強調した。