高知市の県道で8月、同市に住む高校3年の男子生徒(17)の無灯火の自転車が、停止を求めた高知県警高知南署の川村直史巡査部長(25)と衝突し、川村巡査部長が意識不明の重体となった事故で、県警は20日、男子生徒が故意にぶつかったとして、公務執行妨害と傷害の両容疑で書類送検した。 男子生徒は容疑を認めているという。 県警は、事故があった8月14日に男子生徒を過失傷害容疑で現行犯逮捕。翌15日釈放し、任意で調べていた。その結果、男子生徒が制服姿の川村巡査部長に向かってスピードを緩めずに衝突していたことなどから、逃走するため故意にぶつかった疑いが強いと判断した。川村巡査部長は今も意識不明の重体という。