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ブックマーク / www.asahi.com (92)

  • 日本全国の「立体地図」公開、模型化も可能 国土地理院:朝日新聞デジタル

    全国のあらゆる場所を3次元の「立体地図」で表示することができるサイトを、国土地理院(茨城県つくば市)が作り、19日から公開を始めた。パソコンの画面上で立体地図を回転させ、山や島を好きな角度から眺めることができる。地形の様子を直感的につかめるのが特徴で、学校教育の現場などでも活用してもらいたいという。 このサイトは「地理院地図3D」(http://geolib.gsi.go.jp/gsimaps3d/index.html)。縮尺2万5千分の1の地形図データをもとに作られ、自在に拡大・縮小できる。3Dプリンターを使って立体模型を作る機能も搭載した。 国土地理院の大木章一課長は「身近な場所にある扇状地などの地形を学習する際に役立ててもらいたい。山の尾根や谷の様子がはっきりわかるので、登山ルートの確認に使うこともできる」と話している。(山智之)

    日本全国の「立体地図」公開、模型化も可能 国土地理院:朝日新聞デジタル
  • 小保方さんの博士論文、参考文献リストもコピペか:朝日新聞デジタル

    英科学誌ネイチャーに掲載された新しい万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文の筆頭著者、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーが早稲田大に提出した英文の博士論文で、参考文献リストが他の論文と酷似していることが12日わかった。リストは論文の根拠となる文献を示すもので、学位取り消しの検討が求められる状況となっている。 博士論文は2011年2月付。動物の体中から万能性をもつ幹細胞を見つけ出すもので、STAP細胞の論文ではない。章別に参考文献リストがある。たとえば、第3章では38件の文献リストがあり、著者名、論文名、雑誌名、ページが列挙されている。これは10年に台湾の病院の研究者が医学誌に載せた論文の文献リスト53件のうち、1~38番とほぼ一致した。博士論文では一部文字化けしている文字があり、切り張り(コピペ)の可能性がある。リストは著者名のABC順。元論文の38番はPで始まる姓のた

  • 「プロポリス、がんに効く」 藤田名誉教授を書類送検:朝日新聞デジタル

    薬効をうたって健康品「プロポリス」の販売を手助けしたとして、神奈川県警は10日、東京医科歯科大学の藤田紘一郎・名誉教授(74)=東京都杉並区=を薬事法違反(無許可医薬品販売)の幇助(ほうじょ)の疑いで書類送検し、発表した。 県警によると、藤田名誉教授は2009年6月~13年10月、「副作用なくがん細胞が自滅」などとプロポリスの効能を書いた原稿を作り、健康品販売会社のシャブロンに送付。同社が薬事法に違反してプロポリスを販売するのを手助けした疑いがある。09年から4年間で1千万円以上の顧問料を受け取っていたという。 調べに藤田名誉教授は「効能は自分では裏付けていないが、他人の研究を読んで原稿を書いた」と話しているという。この事件ではシャブロン社長の荻野珠理容疑者(48)が同法違反容疑で逮捕されている。 藤田名誉教授は、寄生虫学、感染免疫学の専門。カイチュウ先生として知られ、「笑うカイチュウ

  • 「全日展」書道部門、23県で架空人物に知事賞 主催者、偽名で出展:朝日新聞デジタル

    文化庁が後援する書道中心の公募美術展「全日展」で、23の県知事賞受賞者が架空の人物だったことが朝日新聞の調べで分かった。主催者が作品を偽名で出展していたことに県は気づかなかった。知事賞の権威失墜は必至で、文化行政のあり方が問われそうだ。▼39面=偽名使い回し 関係者によると、架空の人物に知事賞…

  • タランティーノ監督、脚本が流出 新作は白紙に:朝日新聞デジタル

    米アカデミー脚賞に2度輝いたクエンティン・タランティーノ監督が27日、ネットで新作映画の脚を読めるリンクを無断で掲載され、著作権侵害とその幇助(ほうじょ)で100万ドル(約1億円)以上の損害を被ったとして、米ITメディアを相手取り、ロサンゼルスの連邦地裁に提訴した。脚は何者かによって外部に流出した。タランティーノ氏はこの作品の制作を見合わせるという。 訴状によると、タランティーノ氏は新作ウエスタン映画の脚「ヘートフル・エイト(原題)」を監督する予定で書き、米著作権局に登録した。21日に外部に流出したことが判明し、同氏は米メディアの取材に、脚を事前に6人の俳優らに渡したと答えた。 そこへ米ITメディアのゴーカーメディアが22日に記事で脚提供を広く呼びかけたうえで、23日に「リンクがここにある」と見出しをうたった記事を掲載。146ページの脚をダウンロードできるファイル共有サイトを

    タランティーノ監督、脚本が流出 新作は白紙に:朝日新聞デジタル
  • asahi.com :教育 - いじめられている君へ 広い海へ出てみよう:東京海洋大客員助教授・さかなクン

    中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサをべる、同じ種類同士です。 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめ

  • (報われぬ国)行き場なく雑魚寝の老後:朝日新聞デジタル

    4月から消費税率が8%に上がり、「負担増の時代」が幕を開ける。だが、負担は超高齢化社会で報われるのだろうか。社会保障の現場から報告します。 ■通所介護施設に宿泊 表通りの年越しそばの店に家族連れが並ぶ大みそかの夜、そこはひっそりとシャッターが閉じられていた。東京都世田谷区の住宅街。路地の奥の戸建て住宅を改装した施設に、この夜も3人が泊まった。 通称「お泊まりデイ」と言われる。昼に自宅から通うデイサービスの事業所なのに、泊まり続ける老人がいる。デイサービスの利用は10人ほどだが、6、7人が宿泊の常連だ。 ふだんは階段の上り下りができる2人は2階の6畳で、車椅子が必要な人は1階の8畳ほどの部屋にベッドを四つ入れて雑魚寝のように寝る。ベッドの間には衣類など生活用品を入れた紙袋が積まれ、ポータブル型のトイレが置いてある。 夜勤の職員は1人。夜は汚物の処理をしないため、朝は臭いがむっと鼻をつく。老人

    (報われぬ国)行き場なく雑魚寝の老後:朝日新聞デジタル
  • 海外産はちみつご用心 花の中毒物質でめまい・血圧低下:朝日新聞デジタル

    ヘルシーな印象が強い蜂蜜だが、海外産の中にはまれに中毒を起こすものがある。花の中毒物質のせいだ。先月発行の専門誌に、東京の病院の患者発生報告が掲載された。専門家は「冬休みの海外旅行シーズンを機に万一に備えて症状や対処法を知っておくほうが安心だ」と助言している。 報告によると、東京都内に住む60歳代の女性が、東南アジアで購入した蜂蜜をお湯に溶かして飲んだ。30分後、呼吸困難や視覚異常などの状態に陥り、数時間後には歩けなくなったため、救急車を呼んだ。嘔吐(おうと)や下痢はなかった。 蜂蜜には、ツツジの仲間が持つ中毒物質グラヤノトキシンが入っていることがある。茶さじ数杯程度でめまい、血圧低下、心拍の異常などを起こす。もともと野生の蜂蜜をべる習慣があるトルコの黒海沿岸部での発生が多く「マッドハニー病」と呼ばれている。患者数の統計はないが、世界中で症例報告があり、トルコなどで生産された蜂蜜が、流通

  • 「自然分娩」の吉村院長が引退 ユニーク出産、映画にも:朝日新聞デジタル

    【北上田剛】妊婦らがまき割りや雑巾がけをして出産に備えるユニークなお産で知られる愛知県岡崎市の産婦人科「吉村医院」。50年以上、院長を務めた吉村正さん(81)が年内で引退する。体力が続かなくなったという。吉村院長は「夢中でやってきたが、思想を貫けたのは誇りに思う」と話す。 吉村院長は28歳で開院。「お産を来の姿に戻す」として、帝王切開や陣痛促進剤など医療技術に極力頼らない「自然なお産」を提唱してきた。 約35年前、医院の裏に築300年の古民家を移築。「産む力」を引き出すため、妊婦らは思い思いに通い、そこでまき割りや井戸の水くみをして体作りをし、それぞれの出産に備える。医院には一般的な分娩(ぶんべん)室もあるが、ほとんどが畳の上に布団を敷いた「和室分娩室」での出産を希望するという。

    「自然分娩」の吉村院長が引退 ユニーク出産、映画にも:朝日新聞デジタル
    flowersroadside
    flowersroadside 2013/12/29
    ああ、この医院でお産があると近所の病院で緊急受け入れの準備をするっていう産院か。朗報じゃないですか。/現在の副院長が後を継ぐみたいですね。まだまだ安心できないんだな。
  • 恐怖の記憶、精子で子孫に「継承」 米研究チーム発表:朝日新聞デジタル

    【吉田晋】身の危険を感じると、その「記憶」は精子を介して子孫に伝えられる――。マウスを使った実験で、個体の経験が遺伝的に後の世代に引き継がれる現象が明らかになった。米国の研究チームが科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス電子版に発表した。 実験は、オスのマウスの脚に電気ショックを与えながらサクラの花に似た匂いをかがせ、この匂いを恐れるように訓練。その後、メスとつがいにして、生まれてきた子どもに様々な匂いをかがせた。 すると、父親が恐怖を感じたサクラの匂いのときだけ、強くおびえるしぐさをみせた。孫の世代でも、同様の反応が得られた。 父マウスと子孫の精子のDNAを調べると、嗅覚(きゅうかく)を制御する遺伝子に変化の跡があり、脳の嗅覚神経細胞の集まりが大きく発達していた。これらの変化が親の「教育」によるものでないことを確かめるため、父マウスから精子を採り、人工授精で子を育ててその脳を調べると、同様

  • 「3DSで裸の動画撮られた」 小6男児が同級生ら提訴:朝日新聞デジタル

    携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」で裸を撮影され、画像をやり取りされるなどのいじめを受けたとして、茨城県守谷市の小学6年の男児(12)が同級生の男子児童と中1の男子生徒の計7人とそれぞれの親を相手に1千万円の損害賠償を求めて水戸地裁龍ケ崎支部に提訴した。男児の両親と弁護士が3日、市内で記者会見して明らかにした。 訴状によると、男児は9月7日、友人宅で複数の同級生に無理やり全裸にされたうえ、3DSのカメラ機能を使ってその様子を動画で撮影され、さらに下半身の写真を撮られた。同級生の1人が、インターネットを通じて写真を交換できる3DSの無料ソフトで、男児と友人2人に送信。4月下旬にも同級生3人にズボンを脱がされて下半身を撮影されるなどのいじめを受けていたという。 3DSを販売する任天堂は、未成年者らの間でわいせつな写真などがやりとりされていることを問題視し、この無料ソフトのサービスを11月に停止

  • 787、積乱雲で推力低下の恐れ 日航3路線で機種変更:朝日新聞デジタル

    航空は23日、ボーイング787型機を使う国際10路線のうち、成田とデリー、シンガポールを結ぶ路線を別の機種に変更すると発表した。積乱雲の中で推力が落ちるトラブルが他社の同型エンジンで起きたためで、12月から787型機を使う予定だったシドニー線も使用を取りやめる。 日航の787型機のエンジンは米GE製で、積乱雲の中で氷の粒を吸い込むとエンジン内で塊になりやすく、内部を傷つける恐れがあるという。積乱雲の多発地域を飛ぶ路線などで機種を変えるが、欠航は出ない見込み。日航はGEとボーイングに改修を求めた。 全日空の787型機のエンジンは別のメーカー製で、影響はないという。