2009年2月3日のブックマーク (22件)

  • 「バクマン。」に見る、非ファンタジー作品の「努力・友情・勝利」。っていうか「努力」。 - ポンコツ山田.com

    「バクマン。」が非ファンタジー漫画であることは読めばわかるし、小畑先生自身も明言していますが、最近のジャンプ王道漫画としてはけっこう珍しい作品なんじゃないかと思います。最近、というか、私が誌を読んでいた90年代初頭くらいからそうだと思いますが、割合として少年ジャンプはファンタジー色がある漫画の方が多いですよね、たぶん。 子どもの頃なら「SLAM DUNK」、「やまだたいちの奇蹟」、森田まさのり作品(ジャンプ的王道かというと微妙ですが)、最近なら「アイシールド21」(わりとギリな気もしますが)と、スポーツ作品が多くなりやすいのは頷ける話です。 現在長期連載中のファンタジー、「ワンピース」や「ブリーチ」、「ナルト」と、非ファンタジーの「バクマン。」(や「アイシールド」)。この両者で「友情・努力・勝利」のジャンプ的王道の描き方にどう違いが出るかと言ったら、特に「努力」の部分だと思うんですよ。

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    fm963
    fm963 2009/02/03
    「 翻って「バクマン。」やスポーツ漫画のような非ファンタジーでは、その努力が読み手の想像と実感の範疇にあります。わかりやすい例を挙げれば「SLAM DUNK」の花道のジャンプシュート2万本は、一日に何本一時間に何本と計算してみるとその練習のハードさに寒気を覚えますし、読み手としてもスポーツを一切したことがないという人もそういませんから、大変さを追体験しやすいわけです。」
  • 漫画の面白さの「純粋さ」ってのはどういうことか、「宇宙兄弟」を例にとって考えてみる話 - ポンコツ山田.com

    宇宙兄弟(4) (モーニング KC) 作者: 小山宙哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/22メディア: コミック購入: 9人 クリック: 29回この商品を含むブログ (80件) を見る「宇宙兄弟」がホントに尻上がりに面白くなっていきますね。一巻の時点では続刊の購入を迷っていましたが、買った甲斐があったありました。 この作品は、ストーリーライン自体は格別目新しい感じがするものではありませんよね。 かつては、弟の先に行くことが兄の責務だと思っていた人間が、いつの間にか弟に抜かれてしまい、日人で初めて月面着陸を達成するであろう弟に引け目を感じていたのが、なんやかやがあって兄自身も飛行士を目指す。 そりゃあきっと兄・南波六太は飛行士になるでしょう。このストーリーラインならきっとなる。同じ宇宙飛行士物ということなら、「ふたつのスピカ」のアスミだって予想通り選抜にただ一人残りました

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    fm963 2009/02/03
    「「宇宙兄弟」はじっくりとした人間ドラマ。派手さはないけれど、登場人物の心の動きや思惑のぶつかりがしっかり描かれることで、なんというか、濃厚で純粋な「面白さ」がある気がするんです。密度の高い"interesting"とでも言いましょうかね。物語の中に作者が意図している主題以外の面白さ、言葉を選ばずに言えば「雑味」が少ないんです。ひたむきに「宇宙飛行士を目指す人間(プラスするところの弟に対する誇りと憧憬と劣等感をもつ兄)」のを描いているからこその純粋さです。」
  • 客観的な一つのランキングもいいけど、主観的な多くのランキングがあった方が面白いよね - ポンコツ山田.com

    「このマンガがすごい!2009」をちろっと読んだんです。まあ順位はどうでもいいっちゃいんです。そこまで異論があるもんじゃありませんから。もちろんないわけじゃありませんけど(「少女ファイト」の順位の低さには納得がいかない)。 企画の趣旨はタイトルの通り、「すごいマンガ」を投票で選ぶってものですから、数値的・計量的に作品の価値を決めてることになります。 それはそれで面白い企画だとは思うんですけど、やっぱ漫画でもなんでも、それぞれの受け手にとって何が面白いかが違うから多種多様な作品が生まれてくるわけですよね。「それらを全部ひっくるめてこれが面白い」ってのを決めるには、当然選者には相当以上の読書量が求められます。少年漫画しか読まない人に劇画の面白い作品は選べないし、恋愛物しか読まない人にスポーツ作品の面白い作品は選べない。全ての作品とは言わないまでも、だいたいの分野の作品はそりゃあ読んでおいてほし

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  • 『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版2009』ランキング - ポンコツ山田.com

    『このマンガが凄いから読め!(仮称)γ版2009』 参加させていただいているこちらの企画のランキングです。 対象作品は、2008年中(12月31日まで)に新刊コミックスが1冊でも発売されたタイトルとなっています。 あ、あと私個人の考えとしては、漫画のお薦めはレビュー文そのものよりも、そのレビュワーが選んでいる他の作品が自分と似ているかどうかの方が重要だと思っているので、惜しくもランキングから漏れてしまった作品も適当に挙げておこうと思います。 ということで第五位から。 よつばと! 8 (電撃コミックス) 作者: あずまきよひこ出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/08/27メディア: コミック購入: 29人 クリック: 247回この商品を含むブログ (573件) を見る私たちにとっては普通の日常を、なんでも新鮮に映る子どもの目から描いたコメディ。この作品に人気があ

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  • 「モンキーターン」の中の遊び心 〜迷い込んだ観客たち - ポンコツ山田.com

    モンキーターン 1 (少年サンデーコミックススペシャル) 作者: 河合克敏出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02メディア: コミック クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る河合先生の作品の中には、編とはまるで関係ないコネタが挟んであったりしますが、今日はその中で「モンキーターン」の中に紛れ込んだ謎の観客たちにスポットを当ててみたいとおもいます。 (モンキーターン愛蔵版 四巻 p246) 眼鏡のスキンヘッドの後ろに、謎の宇宙人が写っています。ピッコロがかわいくなったようでもあるし、「4ジゲン」(にざかな)の宇宙人が成長したように見えますが、なんだこいつ。 (五巻 p57) 中盤まで頻繁に見かける右下の謎の大工風の男性。なにか元ネタはあるのかしらん。 (六巻 p171) 関西のお笑いの重鎮たち。違和感がなくて笑える。 (十四巻 p133) カイジとパチンコのお

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    fm963 2009/02/03
    まったく気がつかなかった。
  • 「バガボンド」と「極東学園天国」とスピノザと物語の読み - ポンコツ山田.com

    バガボンド(29)(モーニングKC) 作者: 井上雄彦,吉川英治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/11/28メディア: コミック購入: 8人 クリック: 16回この商品を含むブログ (85件) を見る極東学園天国(1) (ヤンマガKCスペシャル) 作者: 日橋ヨヲコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/12/03メディア: コミック購入: 6人 クリック: 49回この商品を含むブログ (61件) を見る昨夜久しぶりに「極東学園天国」を読み返したら、以前は感じられなかったことが感じられるようになっていました。濃い物語は、時間を措いて読み直すとまた違う味わいを見つけられますね。は変わらなくても、主体としての読み手が経験を得て変化するから、また違った読みができるというものです。今日はそれに関連する話を。 「バガボンド」と「極東学園天国」のあるエピソード 先月新刊が発売され

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    fm963 2009/02/03
    「複数の他者の経験(物語)を読み合わせ、かつ他の経験を経たことで、物語が意味することは今まで以上に理解」「他者の物語を読みとる経験と読解力を身につけておけば、擬似的にでもその経験を追体験。物語の効用」
  • 「とめはねっ!」に見る、河合克敏の物語構造の転換 - ポンコツ山田.com

    とめはねっ! 4―鈴里高校書道部 (ヤングサンデーコミックス) 作者: 河合克敏出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/11/28メディア: コミック購入: 9人 クリック: 91回この商品を含むブログ (157件) を見る四巻発売記念、及び、以前の時点では半分くらいまでしか読んでいなかった「モンキーターン」を愛蔵版で全巻読み終えたので、以前書いたものを改稿しました。 「ニッチをつく漫画家」こと河合克敏先生。最初の連載以来、柔道、競艇、書道と、世間のニーズを縫うように作品を世に送り出してきました(柔道は十分メジャーですけど)。 スポ根漫画とはいまいち言い切れないその作風はちょっと特殊なもので、努力は皆しているし汗はかいているのだけれど、作品から汗臭さはしない。不思議とキャラに感情移入をしがたく、俯瞰で見ているような気でずっと読んでいる。『ハチワンダイバー』の逆ですね。いい悪いではなく

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  • 「もやしもん」の、青春劇としての若者/老人、世界/外部の構造について - ポンコツ山田.com

    もやしもん(7) (イブニングKC) 作者: 石川雅之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/12/22メディア: コミック購入: 16人 クリック: 35回この商品を含むブログ (284件) を見るweb拍手のコメントより もやしもん、「ストーリー漫画」というほどストーリー重視でもないと思うんですが 都合によってシリアスぶっているものの、実は中身なんかない。 青臭い登場人物の発言を、「大人な」人物が叩きのめす それだけ。 「フランスのワインに合う刺身のべ方を見つけたいんだ」→「ワインには伝統ってもんがあるのよ。余計なことすんな」→特に展開はなし ・・・この繰り返し 連載開始以来の全体的な進捗なんかないじゃないですか タイプとしては「美味しんぼ」に近いんじゃないでしょうか 事で問題発生→事で解決→特に展開はなし 数年前に大転回がありましたが、それは「事」とは関係ない、唐突なも

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    fm963 2009/02/03
    「 「もやしもん」のうんちくはまさしくうんちくなのであり、物語の中核からは離れたところにその情報の位置づけがあります。うんちくが描かれても、それが鍵となって物語が転がりはしません。物語を動かすのは若者たちの若さ、青臭さであり、それを見下ろせるところに外部たる老人たちがいます。この若者の世界と外部の象徴的な存在階梯の違いにより、「もやしもん」は若者たちの心の動きを描く群像劇だと私は思うのです。」
  • 「GIANT KILLING」と「少女ファイト」に見る、スポーツの中の「優しさ」 - ポンコツ山田.com

    GIANT KILLING(9) (モーニング KC) 作者: ツジトモ,綱将也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (154件) を見る少女ファイト(5) (KCデラックス イブニング) 作者: 日橋ヨヲコ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/23メディア: コミック購入: 3人 クリック: 22回この商品を含むブログ (117件) を見る「少女ファイト」と「GIANT KILLING」と「百舌谷さん」の最新刊が同時に発売されるなんて、今月は素晴らしい月ですね。いい一年のスタートを切れる気がします。 大阪ガンナーズ戦が終わった「GIANT KILLING」ですが、それに続くエピソードとして、椿の過去が触れられました。フリーライターの藤澤が椿の地元に向かって色々話を聞くわけですが、

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    fm963 2009/02/03
    「「相手が気づかない」ギリギリの線を自ら探る。味方を「気持ちよく」騙してやる。」
  • 漫画で天才はどう描かれるのか、「ハチクロ」と「バガボンド」を例に考えてみる話 - ポンコツ山田.com

    ハチミツとクローバー (10) (クイーンズコミックス―コーラス) 作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/09/08メディア: ペーパーバック購入: 4人 クリック: 156回この商品を含むブログ (813件) を見る「ハチクロ」のメインキャラクターは、竹、真山、森田、山田、はぐの五人で、五人が五人とも何がしかに一角の才をもっています。竹は細かい細工物、真山は作中で格別の描写はありませんが建築関係に水準以上の技術があると推察され、森田は彫刻・日画・CG製作(歌もか?)と広範囲に亘り、山田は陶芸、はぐは特に油絵や塑像に才能を見せています。 ですが、この五人の中で森田とはぐの才能は明らかに抜きん出ています。教授から「育ててきた何千もの生徒の中でも一、二の才能を持つ男」と言われたり、一年近く放り込まれた映画制作で、色々と丸投げされたにもかかわらずモカデミー賞(アカ

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    fm963 2009/02/03
    「この二人、最後の最後になるまでほとんど客体としてしか描かれなかったんです。他のキャラの目を通してのみ読み手の前にあり続けました。心理描写(心の声)が一つもありません。天才を「遠く」感じるのは、その人間が何を考えているか普通の人には解らないからです。」
  • Ian's Shoelace Site - Ian Knot = Ian's Fast Shoelace Knot

    My own Ian Knot (yes – I'm the inventor) is the World's Fastest Shoelace Knot. Make a loop with both ends and simultaneously pull them through each other to form an almost instant knot. Quick Preview: Before we begin, here's a small GIF animation of my Ian Knot to prove that it really is the world's fastest. Regular Instructions The following are the regular instructions and diagrams for my Ian Kn

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  • http://www.news.janjan.jp/column/0902/0901316575/1.php

  • あんそく やる夫で学ぶフェルマーの最終定理 【前編】

    1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/01/31(土) 19:19:08.19 ID:LY4Am/Gd0 !. :./: : : : : : : : : : |: : : : : : : : : : : ,'.:.!    \:ヽ : :.、:.:.:!:.:.:.ヽ l: . .!. : : . : : . : : : :.!: : : : : : : : : : :,':./   _ゝ‐-: :|、:.!:.:.:.:.ヽ !. ..l. : . : : : : : : : : :|: : : : : : : : :l: イ;.!, -'"´    ト:.:.:!:l:..|:.:.:.:.:.:!     こんばんは、佐々木です。 . !. . |: : : : : : : : : : : :ト; : : : : : : :.! l !イ       !

  • 三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡氏~ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    ちょっとご無沙汰しておりました「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) 今回ですが、梅田望夫さんのウェブブック「生きるための水が湧くような思考」の中で、若者たちの新しい「ロールモデル」(お手)として見つめ直す必要がある。」と記述されている人物。その名は任天堂代表取締役社長 岩田聡。 当時ソニー「プレイステーション2」の後塵を拝していた任天堂の代表取締役社長に就任後、ニンテンドーDS/DS Lite、Wiiを世に送り出し、瞬く間に任天堂を首位の座に返り咲かせた立役者、岩田聡。現在のその華麗な実績に至るまでの30歳から45歳の道のりは、極めて苦しく険しいものでした。今回は岩田聡さん

    三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡氏~ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談
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    fm963 2009/02/03
    「わたしはきっと当事者になりたい人なんです。あらゆることで傍観者じゃなくて当事者になりたいんです。(中略)当事者になれるチャンスがあるのに、それを見過ごして「手を出せば状況がよくできるし、なにかを足してあげられるけど、たいへんになるからやめておこう」と当事者にならないままでいるのはわたしは嫌いというか、そうしないで生きてきたんです。(ほぼ日刊イトイ新聞 –社長に学べ!糸井重里と岩田聡の対談より)」
  • ほぼ日 「梅田望夫×岩田聡×糸井重里」の今後が楽しみ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    既に色んなところで話題になってます「ほぼ日刊イトイ新聞」の梅田望夫さん、岩田聡さん(任天堂社長)、糸井重里さんの対談。先週全8回中2回が終了しました。なんともいい空気に満たされた空間の中、「わかりやすくて深い」豊穣な言葉で満たされていて、とても心地よいです。 第1回「主体的に時間を使わない限り、人生はすぐに終わってしまう」 第2回「やることを誠実に小さくしていくと、奥行きが出て、豊かになっていく」 「三十歳から四十五を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡~」というのを以前書いてますのでよろしかったらどうぞ。 むかし私が高校生のころ、毎年年明けにNHKFMで「大瀧詠一×山下達郎×萩原健太(音楽評論家)」の新春放談というのがあって、こたつに入り、みかんをべながら「最近どうよ」的な話をやるラジオ番組がありました。ゆるーい感じで進むんですが、各人がぼそっという言葉がなんとも豊潤なわけでありまし

    ほぼ日 「梅田望夫×岩田聡×糸井重里」の今後が楽しみ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談
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    fm963 2009/02/03
    ■「深い」もののバックには、膨大な時間を費やし積み上げた思考があり、 ■「わかりやすい」もののバックには、これまた膨大な時間をかけその積み上げた思考からコアな部分のみを取り出した思考がある。 ■そして言葉が結晶化し、「わかりやすくて深い」ものが生まれる。
  • 「ほぼ日」糸井重里のいい言葉に感動 〜10年前の自分に感謝する〜 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    ちょっと時間が経ってしまったのですが、ほぼ日刊イトイ新聞の「梅田望夫×岩田聡×糸井重里 適切な大きさの問題が生まれれば」全8回が終了しました(すいません。。大分前ですね。。)。「わかりやすくて深い言葉」に多く出会えるとても豊潤な対談であったのですが、その中でも私の中でとびきりに胸を打ち、考えさせられた言葉がありましたので、ご紹介したいと思います。 それは、第7回に語られている糸井重里さんの言葉、「10年前の自分に感謝する」。 言葉の意味をできるだけそのまま伝えたいので、「ほぼ日」から引用させて頂きます。糸井さんが10年前に「ほぼ日」を手探りでスタートさせたことについての一考。。。 糸井さん そのとき、社員と話してるうちにね、「10年前の自分に感謝する」って思ったんです。つまり、10年前の自分が、先のことを考えずに「よいしょ!」ってやってくれたおかげでいまの自分たちがあるわけですよ。で、いま

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    fm963 2009/02/03
  • 三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな ~漫画家 手塚治虫~ - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    ちょっとご無沙汰しておりました「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) 今回ですが、今年生誕80年を迎え、今だに数多くの研究書が執筆され続ける漫画界のみならず昭和の巨人。手塚治虫。 今回手塚治虫を取り上げた理由。それは2つあります。 一つは、手塚治虫は、「三十歳から四十五歳という大切な時期」に、自分のそれまでの生き様を否定されるほどの大きな挫折を味わい、しかし留まることなく前に進み続けることによりこれを克服したことを知り、書き留めておきたいと思ったから。 もう一つは、先日手塚プロダクションから、3年以内に「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」などの手塚作品全作品の全編をインターネット上

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    fm963 2009/02/03
    「つまり、「アーチスト」とは自分を絶えず「絶対視」する。「アルチザン」とは絶えず自分を「客観視」している存在ではないかと。 * 自分の中にブレない軸となる「目的」を持ち続けながら、 * 自分を絶えず「客観視」し続け、 * 目的を達成するためには「自分を変える」ことを恐れない。 」
  • 私の「パーソナル・カミオカンデ」をご紹介します - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    前回のエントリー「パーソナル・カミオカンデをデザインする」を受け、今回は、私の「パーソナル・カミオカンデ(半完成版)」をご紹介しながら、もう少し具体的に考えたいと思います。 私のパーソナル・カミオカンデ(1)全体を見渡す(俯瞰する) ■Web まず、情報の偏りがなく、幅広い話題を扱う「総合サイト」の流し読み⇒気になる記事のはてなブックマーク登録。今一番好きなのは日経の「NB Online」。色々な方の気合の入ったコラムがいつも面白いです。ここに英語の総合サイトを加えるか否かが今の課題。。 そしてRSSリーダーを使ったWeb巡回。自分の志向性を表すキーワード群の設計が重要だと思いますが、これはまだまだ設計中。自分の志向性がキーワードで結晶化されていくのが面白いですね。 そしてメルマガ。メルマガ受信用のWebメールアドレスを取得、10件近いメルマガの流しそうめん的に流してます。これが「検索機能

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  • 「パーソナル・カミオカンデ」をデザインする - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    Webの発達による情報の洪水の中で我々は生活しているわけですが、「せっかくWebの技術が発展し、その恩恵を受けられるんだから、何か自分らしい情報収集・管理術がないものか」とずっと考えておりました。 そんな中で出会い、「なるほど」と思った言葉が、梅田望夫さんの「ウェブ時代をゆく」で語られる、「パーソナル・カミオカンデ」と「流しそうめん型情報処理」であります。 「カミオカンデ」とは何かといいますと、ノーベル賞を受賞した小柴昌俊東京大学名誉教授がニュートリノ(宇宙から飛来する素粒子)を観測するために作った巨大な観測装置です。50,000トンの超純水を蓄えたタンクと、その中に11,200の光電子増倍管を備え、宇宙から降ってくるニュートリノを捕らえようとします。 今我々に降ってくる「情報」は宇宙から降ってくるニュートリノみたいなものであり、これを捕まえるためにはみんなが自分オリジナルの「パーソナル

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    fm963 2009/02/03
    「私は、情報を活用する「目的」というのは、(1)全体を見渡す(俯瞰する)、(2)分野・部門に水をやる、(3)専門を深堀する、という3つの階層に分類されると思っており、その階層ごとに、情報の捕まえ方に変化をつけることが重要かと思っています。」
  • 任天堂 宮本茂さんのインタビューがおもろいです。 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    先日のエントリー三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな ~任天堂社長 岩田聡氏~、任天堂 売上2兆円突破を記念し、数字を色々と集めてみましたを色んなブログ、ニュースサイトなどで取り上げて頂きました。Mixiで取り上げて下さった方もおられたのですが、ある方が私のエントリーとともに、現在任天堂の専務取締役で「マリオ」「セルダ」の生みの親として超有名な宮茂さんのインタビューを紹介されていました。 宮茂(みやもとしげる)任天堂専務取締役 情報開発部長 ご存じ『マリオ』『ゼルダ』をはじめとした数々の傑作を生み出してきたゲームクリエイター。1952年11月16日京都府園部町生まれ、1977年金沢美術工芸大卒、任天堂入社(配属は企画部)。ゲーム関連にとどまらない数々の賞を受賞、2006年にはフランス政府芸術文化勲章シュバリエ賞 受賞。 1ゲームソフト開発に注力する立場から、任天堂関連ソフトを全体

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    fm963 2009/02/03
    「宮本さんの言葉で特に私に響いたのは「(何かを成し遂げるためには)コツコツと正しいと思うことをやる以外にない」という言葉。 ここで思うのは、「正しいこと」と「正しいと思うこと」の違い。世間一般で正しいと考えられていることではなく、「何が自分にとって正しいことなのか」を考え続けて、見つけて、それをコツコツとやる。自分の頭で考える。考え続ける。」
  • 三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな 〜祖母井秀隆〜 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    あけましておめでとうございます。年もどうぞ宜しくお願いいたします。年末年始とばたばたしており、更新が滞りがちで申し訳ございません。。新年一発目は「三十歳から四十五歳を無自覚に過ごすな」で。梅田望夫さんの著書「ウェブ時代をゆく」で下記の文章に大変感銘を受けたことをきっかけにスタートしております。 「三十歳から四十五歳」という難しくも大切な時期を、キャリアに自覚的に過ごすことが重要である。(P194) だとしたら、具体的にどうすれば自覚的に過ごすことができるのかと考えている中で出会ったのが、梅田望夫さん提言の「ロールモデル思考法」であります。 これは、「好きなこと」「向いていること」の答えを自分の中ではなく「外の世界」に求め、自分の直感で選んだ人物を「ロールモデル(お手)」と位置づけ、また一人だけを盲信するのではなく、多くのロールモデルの、あらゆる局面の情報を丁寧に収集し、学び続けるという

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  • 私が考えるプレゼンを良いものにする「6つの誓い」 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

    私もしばしばプレゼンをさせて頂く機会を頂いたり、またプレゼンを聞かせて頂く機会があったりしますが、まぁプレゼンというのは千差万別と言いますか、プレゼンターによって全然違いますね。その人の個性が出てそれはそれで面白いのですが、プレゼンの目的である「何かを伝える」に立ち返ると、行き当たりばったりではなく、何らかの自分なりの「プレゼンセオリー」を持っておく必要があるなといつも感じています。 今回は色んな「師匠」に教わりながら、私なりにいつも意識してプレゼンに取り組んでいる「6つの誓い」をご紹介したいなと思います。一部「それは違うんとちゃうの」というご指摘もあろうかと思いますが。。。 「しゃべりはプレゼン資料と一致させる」と固く誓う 「プレゼン資料は事前に配り、出し惜しみしない」と固く誓う 「資料のレイアウトはワンパターンを貫く」と固く誓う 「使う色は自分が使い慣れた3色まで」と固く誓う 「文字の

    私が考えるプレゼンを良いものにする「6つの誓い」 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談
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    fm963 2009/02/03
    「しゃべりはプレゼン資料と一致」「資料は事前に配り、出し惜しみしない」 「資料のレイアウトはワンパターンを貫く」 「使う色は3色まで」 「文字の羅列はやらない」 「成功したプレゼンは使いまわす 」