ブックマーク / hongokucho.exblog.jp (4)

  • 共産党・大門先生の主張にしびれました… | 本石町日記

    国会中継はモニターしているが、もちろん全部を入念に視聴するわけではなく、総裁など日銀幹部が答弁に立つ場面に集中する。つまり適宜のモニターである。関係ない場面では別な仕事とかしているのだが、たまに垂れ流しの状態でも質問者・答弁者の発言が耳に入るときがある。発言内容に惹かれるキーワードがあるため。総裁らが呼ばれた一昨日の国会(参院財金委)で聞き入ってしまったのは共産党・大門実紀史議員の質疑でありました。 興味を引いたキーワードは「日経」でありました。多少脚色すると次のフレーズ。 大門先生 「この日経一面の記事は何ですかあ(怒)。CPを買えって言うんですかあ(怒)」 このフレーズがいきなり耳に入り、ちょっと聞く体制に入る。で、どんどん聞き入った。ポイントは以下の通り(これも脚色あり)。 ・CPを買って、それで効果があるとしましょう。 ・でもよく聞いてください、みなさん。効果がある、というのは市場

  • 新聞販売所との正直な取引を通じて推察する業界事情=学生Aさんのコメントで思ったこと | 本石町日記

    下のエントリーで学生Aさんから以下のようなコメントを頂いた。 「前から思っていたのですが、『極めて限られた文字量で分かりやすく書け、と教育されている。しかし、物事には限界があって、実際は簡潔に書くと、誤解されやすくなる。』という事ですが、紙媒体だから紙面の制約があるのであって、制約の無いweb版ではそれこそ(小生意気な)小・中学生くらいが読んでも理解できるような物にすればよいのになぁと日々思っているのですが(例えば、wikiのようなイメージ)、どうしてそうならないのでしょうか?中学生並みの金融・政治リテラシーの大人なんて山ほどいるように思いますので、大変需要はあると思うんですが。下手な学校の授業や政策なんかより、断然日人の各種リテラシーの向上に寄与するんじゃないかと思いますし、月額だとかの有料にすれば収益にも貢献しますし」 既に他の方の解説的なコメントも頂いているのだが、改めて端的にお答

  • 面倒くさいやり方でオペをひねり出す技に感心=有能な実務者が弄する策-提案あり | 本石町日記

    日銀臨時会合で企業金融支援策を発表。まあ、市場関係者の期待値は非常に高かったので、インタバンク的には満額回答には程遠かったですね。年度末の腰入った支援を期待しましょう。追い込まれる形にならなきゃいいが…。どうなんでしょう。 マスコミ報道、取り合えず国営放送が7時のニュースでごっついトップ扱いしたのには驚いた。この手のテック系小ネタが大マスコミでぶち上げられる形になるのは、経験則に照らすとあまりよいパターンではない。既に取材済みで、大ネタ扱いする予定で、実際のネタの大きさに応じた扱いに調整する暇がなかったのか。「企業金融支援!!」とかいうフレーズに心が震えるんですねぇ。 マーケットの古参の方々なら、目くらましの小ネタが期待値高く喧伝されるのは、景気悪化局面での典型的なパターンであることをご存知であろう。日経の前触れ報道もでかかったですね。こういうとき、得てして小出しが徐々にスケールアップし

    fm963
    fm963 2008/12/03
  • 国鉄と米ビッグスリーの相似性&五味氏の見解=「私の履歴書」 | 本石町日記

    日経新聞「私の履歴書」にJR東日相談役の松田昌史氏が登場している。国鉄民営化が話題となったのは80年代。当時、私はご案内の通りに経済・政治に全く興味なく、国鉄動向はさしたる興味もなく傍観していた。干された国鉄労組員の姿とか、民営化に際して泣く泣く故郷を離れる職員とか同情的に報じられていたが、中小零細企業を転々しながら展望なき人生を送っていた私には、何の同情心も起きなかった。むしろ、特別扱いされた労働者らが羨ましかった。 履歴書を読んで、改めて戦後の国鉄史を興味深く追ったのだが、安定職場で強力な労組に守られた職員はやっぱり労働貴族じゃないか、ということ。ふと、これはGMとか米ビッグスリーの抱える問題と同じだという感想を持った。強力な労組がレガシーコストとなった米ビッグスリー。ある意味、ビッグスリーはレガシーコストを切り捨てる「民営化」(=この場合はチャプターイレブン)が必要ということになる

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