最高の夜にしたいのさ
▲Spotifyで聴ける日本の音楽(2012年8月現在)。L'Arc〜en〜Ciel、X Japan、Hyde、Dir En Grey、Puffy Ami Yumi、Utadaなど欧米で流通している日本のミュージシャンとアニソンは聴けるようだ 「それでSpotifyは日本にいつ来るの?」 音楽ファンがいちばん知りたい話はこれだろう。結論からいうと向こう1〜2年は厳しいが、洋楽限定ならあるかもしれない、という感じだ。日本の特殊事情を挙げれば切りが無いし、オフレコ話も多いので、筆者の到達した最重要事項に絞って話そう。 Spotifyが日本に入って来られない最大の理由は、Spotifyの株主である四大メジャーの影響力が、日本では低いからだ。 海外では7割の占有率を誇る四大メジャーも、日本では36%ぐらいシェアを持ってない。さらに四大メジャーの一角が、親会社や子会社等の諸事情で、日本に限っては公然
「レコード産業再生の鍵は、急成長するストリーミング売上のシェアを伸ばすこと」と申し上げた。だがこれは、ダウンロード売上やパッケージ売上を喰われるがままに放置してよいということではない。ストリーミング売上に喰われないように、パッケージとダウンロードを補強できれば、堅牢な回復軌道を描けるようになる。 そのためにはまず、ストリーミング時代に合わせ、パッケージとダウンロードの役割を再定義する必要がある。 これまでレコード産業は複製権ビジネスを主たる収益源として、その他の権利ビジネスで売上を積み上げてきた。アクセス権ビジネスの時代が本格的に到来すると、複製権にまつわるビジネスは売上の積み増しを担当するようになる。 パッケージとダウンロードがストリーミングに喰われる時代は、思ったより早く終わるはずだ。パッケージとダウンロードにはイノヴェーションが待っているからだ。その後、Spotifyを代表とするスト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く