シスコシステムズやNTTグループ、ナビタイムなど7社は2013年1月21日、ニセコ町、北海道大学と共同で、スキー場における無線LANとGPSを利用した実証実験を開始したと発表した。ニセコビレッジスキーリゾートのスキー場内で、無線LANサービスやスキー場専用のスマートフォンアプリを提供し、利用者に対する情報提供や、利用ログによる行動分析を行う。実験に参加するのはシスコ、ナビタイムのほか、NTT東日本、NTTコミュニケーションズ、協和エクシオ、ニセコビレッジである。 自然公園でもあるスキー場内は、自然保護のために敷地内の光配線工事が難しい。このためシスコシステムズが長距離無線通信機を提供した。麓に設置した親局から3.3km離れた山頂ゴンドラ駅まで無線LANをこの長距離通信機でブリッジ接続してエリアを構築した。無線LANアクセスポイントには着氷、着雪しにくい加工を施し、冬季の屋外における耐風雪性