大阪府では軽症中等症病床使用率が一時117.9%に到達しました。これは「大阪府内で確保されている軽症中等症病床を超える軽症~中等症患者さんが発生していること」を意味していますが、いったい何が起こっているのでしょうか? 軽症中等症病床使用率がまさかの100%超え第4波と第5波で医療が逼迫しても、軽症中等症病床使用率が100%に到達することはありませんでした。これは、アルファ株とデルタ株の重症度が高くても、全体の感染者数が少なかったためです。 しかし、第6波でとうとう100%を超えてしまいました。2月14日に117.9%という数値を記録しました(図1)。 図1. 2月16日時点の大阪府の軽症中等症病床使用率(筆者作成) コロナ病棟の外で新型コロナを診る事態に現在、大阪府内の多くの病院でコロナ病棟を有しています。第4波の頃は確保病床2000床程度でしたが、現在は1.5倍以上の確保病床で、多くの民
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