再来年の大阪・関西万博で、海外のパビリオン建設に遅れが生じる中、岸田総理大臣は、31日、関係閣僚に対し、予定どおりの開催に向けて政府主導で準備にあたるよう指示する見通しです。 再来年の大阪・関西万博をめぐっては、海外の国や地域がみずから費用を負担して56のパビリオンを建設する予定ですが、資材価格の高騰などで着工が遅れ、予定どおりの開催を不安視する声も出ています。 こうした中、政府関係者によりますと、岸田総理大臣は31日、岡田万博担当大臣ら関係閣僚と、大阪府の吉村知事や博覧会協会のトップを務める経団連の十倉会長らを交えて会談し、対応を協議する方向で調整を進めています。 会談で岸田総理大臣は関係閣僚に対し、予定どおりの万博開催に向けて政府主導で準備にあたるよう指示する見通しです。 岸田総理大臣としては、再来年の開催方針に変わりはないという立場とともに、政府が前面に立つ姿勢を明確にし、準備を加速
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