水滴のついた植物の葉にとまる虫。ドイツ・ヘルデッケ(Herdecke)にて(2011年6月20日撮影)。(c)AFP/BERND THISSEN 【10月1日 AFP】太陽光で水を分解して水素を取り出す「人工の葉」を開発したという米マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology、MIT)のダニエル・ノセラ(Daniel Nocera)氏らによる論文が30日、米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。 この「人工の葉」は両面に触媒をつけたシリコン製の太陽電池で、水の入った容器に入れておくと、一方の面に酸素の泡がつき、もう一方には水素の泡がつく。この水素をエネルギー源として利用する。こうして得られた酸素と水素を燃料電池で化合させれば、再び水になる際に電流を取り出すこともできる。 ノセラ氏によると、この「人工の葉」は豊富に存在する安価
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