WSDLとSOAP-RPC WSDLは、Web Services Description Languageの略です。WSDLは、文字通りWebサービスの記述のための言語なのですが、この講座ではWSDLを、SOAP-RPCとしてのWebサービスを記述する言語として捉えていこうと考えています。厳密に言えば、すぐ後で見るようにRequest/Responseを用いるRPCだけでなく、One-Way型のメッセージングによるWebサービスの記述もWSDLでは可能です。ただ、それはRPCの記述の自然な拡大として理解できることです。WSDLを基本的にはSOAP-RPCの記述として捉えることは、SOAP-RPCからJAX-RPCへの発展を考える上でも、JavaとWSDLとの相互関係を理解する上でも重要なことだと思います。 WSDLを一通りながめる 先のCalculatorを記述するWSDLを、いろいろな角