黒砂浅間神社の創建について 黒砂浅間神社の創建の由来については、次の3点しか情報がありません。 千年以上前、黒砂村開祖の折に郷の守り神を祀る(境内石碑) 1815(文化12年)、「浅間大菩薩」を遷宮して創建(『千葉県神社名鑑』、公式リーフレット表) 約400年前、本宮から黒砂に分霊(公式リーフレット裏) ②と③は、同リーフレットの内容にも関わらず両立しない ところが、近隣の情報を整理していたところ、思いもかけず興味深いエピソードが明らかになりました。「黒砂浅間神社」と「稲毛浅間神社」は、もともと小中台にあった「浅間神社」に由来するようなのです。 以下に、後述の参考情報をもとにした筆者の推測を列挙します。素人考えですので、どうぞご容赦ください。 小中台のシロヤマに「浅間神社」が勧請される 808年(大同3年)、小中台のシロヤマ(城山)または稲毛山という場所に、「浅間神社」の分霊が祀られました