フィギュアなど“立体物”の写真を投稿・共有するコミュニティサイト「fg」が11月初めにオープンし、3カ月を待たずに1万人近くの登録会員を集める人気を呼んでいる。同サイトを運営するエンタースフィアの代表取締役・岡本基氏に話を聞いた。 岡本氏は、同人誌の展示・販売イベント「コミックマーケット(コミケ)」に対して、フィギュアのイベント「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」があるように、イラストの投稿コミュニティサイト「pixiv」に対して、フィギュア写真の「fg」を開始したと説明する。pixivは2008年末で50万会員を突破するまでに急成長し、イラスト人口の大きさと同市場の可能性を示したが、「fg」が扱うフィギュアとはどのような分野なのだろうか? ● 立体物なら何でもOKの写真投稿コミュニティ 「fg」という名称は「figure garage」「figure garden」を略して付けたもの
北海道の風景画像を直感的なインターフェイスで検索できる「Viewサーチ北海道」が1月31日、実証実験サイトを公開した。 Viewサーチ北海道は、経済産業省が次世代検索技術の開発・実用化を目指して2007年度から開始した「情報大航海プロジェクト」の採択事業として、北海道大学と札幌に本社を構える5社(ソフトフロント、データクラフト、JR北海道、北海道新聞社、インテリジェント・リンク)がコンソーシアムを構成。文字に頼らない次世代画像検索技術「ビジュアル・コンテクスト・サーチ」を応用したサービスの開発・実用化を目指している。 今回の実証実験の目的について、コンソーシアムに参加する、ソフトフロントの村田利文氏とデータクラフトの鵜川久氏に話を伺った。 ● 類似画像をうまく並べれば、人間は瞬時に大量の画像を一覧できる Viewサーチ北海道で利用しているビジュアル・コンテクスト・サーチという技術は、北海道
現在のIP(インターネットプロトコル)のバージョンは「4」(IPv4)で、アドレス長として32ビットの長さを持ち、理論的には約43億個のアドレスを提供できる。そのIPv4アドレスが枯渇するかもしれないという話題は、どこまで現実味があるのだろうか。「Internet Week 2007」で20日、ワークショップ「IPv4アドレス在庫枯渇問題を見通す」が開催された。 ● IPv4アドレス在庫枯渇問題とは何なのか 「IPv4アドレス在庫枯渇問題」とは、大本でアドレスを管理しているところに新しく分配できるアドレス(=在庫)が無くなってしまうということである。IPv4アドレスそのものが無くなってしまうわけではなく、「新しいIPアドレスをください」という要求に応えることができなくなってしまう状態を考えてみていただくほうがわかりやすいかもしれない。 IPアドレスというのはICANNから委託を受けたIAN
Web2.0 EXPOのコンファレンスでは、はてな取締役副社長である川崎裕一氏が登壇し、はてなの現状やはてなならではの魅力について講演を行なった。 ● 「電車の中吊り」感覚を狙った「はてなブックマーク」 川崎氏ははてなについて「非常に説明するのが難しいサービスが多く、サービスの種類も多い」と前置いた上で、はてなの中で特徴的なサービスとして「人力検索はてな」「はてなブックマーク」「はてなダイアリー」「はてなスター」の4サービスを中心に説明した。 「人力検索はてな」は、ユーザーの質問に他のユーザーが答えるというQ&Aコミュニティ。川崎氏は「検索エンジンはある程度のニーズがないと動けず、“面白さ”というようなあいまいな要素が入ると無力化してしまう」と指摘。「こういう場合に人力検索は有効ではないか」とした。 寄せられた回答には、質問者が求めていた答えかどうかをコメントしていくことでそれ以後の回答が
萩野純一郎氏が10月29日に亡くなった。本名よりも「itojun」の愛称で知る人の方がはるかに多いこともあり、ここでは敬意を込めて「itojun」氏と呼ばせていただくことにする。 itojun氏は、よく知られているように、KAME projectでIPv6プロトコルスタックの開発および公開に尽力した主要メンバーの1人で、IPv6普及に多大な貢献をした技術者だ。訃報が流れて以後、インターネット上には萩野氏を悼む声が溢れている。 itojun氏は、最近ではYouTubeで「ipv6 100の質問」をシリーズで公開し、技術者だけでなく、広く一般のユーザーにもIPv6について知ってもらおうと試みていた。本誌では、10月中旬にitojun氏にYouTubeのコンテンツについて取材しており、残念ながらitojun氏に見ていただくことはできなくなってしまったが、itojun氏がIPv6普及のために何をし
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