筆者が、当コラムで「第85回 禁断のハック!? 『Amazon Kindle 2』を日本語化」をご紹介したのは、今とはまったく逆の、まだまだ寒い今年の2月初旬のことだった。その後は、iPadの発売に刺激されるように、スレート型クライアントと電子ブックのブームが日本にも訪れた。 電子ブックリーダー「Kindle 3G+Wi-Fi」 7月末には、Wi-Fi機能と3Gネットワークの両方をサポートし、日本語をはじめ2バイト圏のフォントセットを複数搭載した新電子ブックリーダー「Kindle 3G+Wi-Fi」がAmazon.com上で発表/出荷され、筆者も速攻で発注した。そして、多くの日本ユーザーが米アンカレジから届いた「Kindle 3G+Wi-Fi」をゲットした8月末の日曜日、筆者も初めて触れた。