スイス人のロッククライマー、ウエリ・シュテック(35)は、世界トップレベルのアルピニストとして知られている。一般的なアルピニストが2日かかると言われている標高3975メートルのスイス、アイガー山の危険な北壁を、命綱なしで2時間47分で登りきったそうだ。この映像は、その時の様子を、ヘリコプターから撮影したものだそうだが、見ているだけでどきどきはらはら。山の美しさと厳しさを同時に垣間見ることができるものとなっている。
![命綱なし、アイガー山の断崖絶壁を世界最速で登りきったロッククライマー : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdf27b211a7383424f9979f99e185e520ac790e5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F9%2F8%2F9838434b.jpg)
[注] このスライドには死体の画像が含まれています。弱い方は再生しないでください。 2006年、3度目のエベレスト山頂に単独で挑む登山家の姿を、下から偶然カメラに捉えた登山家がいた。 写真の中の登山家は、北東の尾根の俗称「ファイナルプッシュ」―標高8230mの第6キャンプから山頂に至る地点を登っていた。もう午後も遅い。こんな時間にあの長く危険なルートに挑むなんてどう考えても無謀だ―。 彼が登山隊の仲間と一緒にまた同じ男を目にしたのは、何時間も経過してからだった。 一行は日の出に山頂に到達できる推奨時刻に合わせて午前零時ちょっと前にキャンプを発ったので、その日のファイナル・プッシュに挑むおよそ40人の列の先頭だった。現場には登山家が正規ルートから外れぬようロープが1本あり、男たちは地面に恒久的に固定されているロープに数珠つなぎになって登る。 登山家たちが「グリーンブーツ・ケーブ」と呼ぶ地点か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く