病気やケガになった際には保険証を持って医療機関に行き、医師などから治療を受けますが、それが終われば医療費の1割~3割にあたる、自己負担分を支払います。 それだけの自己負担で済んでしまうのは健康保険から、医療費の7割~9割が支払われているからです。 また医療保険に加入している方には保険会社から、手術給付金や入院給付金などが支払われます。 このように健康保険や医療保険は病気やケガになった際に、とても役立つ制度になりますが、次のような「医療費公費負担制度」を、これらにプラスして活用できる場合があります。 (1)自立支援医療(更生医療) 身体障害者手帳を持つ18歳以上の方が、次のような機能障害を軽減または改善し、職業能力を向上させたり、日常生活を容易にしたりするために給付される、医療費公費負担制度になります。 ・視覚障害によるもの ・聴覚、平衡機能の障害によるもの ・音声機能、言語機能またはそしゃ